私は悪魔の存在を信じる事に長い間反対してきた。
私は悪魔は人間の心、
すなわち神の命令を否定する人間の思想の中に
その根源をもっているという説明を以って足りると考えていたが、
次第に悪魔の思想は聖書の次第遅れの観念に属するものではなく、
むしろ反対に聖書の救いの教えの前提をなすものであるとの見解に到達したのである。
単に悪の力といういうものが存在するのみではない。
それは誰でも知っている。
そうではなくて、
神のみわざが力を持っておい勧められようとする時、
これに対して、特別の情勢と力を持って阻もうと、
反抗的勢力を傾けようとするところの勢力がある。
このような悪魔の塾策、
悪魔の襲撃は実際にある。
聖書がそれを我々に伝え、
また我々の経験もそれを教えるのである。
ー及川喜四郎ー悪魔は本当にいるのか、
より引用