2022年 芦原温泉へ(かるたの旅再び)② | イトオカシ

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姉、時々、妹。
姉妹のフィルターを通しての記録

(2005年1月~2019年8月まで、ヤプログにて。
2019年8月~アメブロにて。)

姉です。続き。

 

予約した旅館は「あわら温泉 光風湯圃 べにや」

あわら温泉一帯は、どうしても古く寂しい印象があるのだけど、べにやさんは目を引く佇まい。由緒ある旅館なのだけど、2018年に火災に遭われ、3年かけて再建されたそう。結果、隅々まで新しい旅館となったので、泊まってみたいと思い予約。

 

 

こちらの日本庭園だけは、焼失を免れたとのこと。火災の日は先代の命日だったとかで、非科学的だけれど何かが何かを守ったような・・・・。

 

 

ラウンジは、モダンに寄せていて調度品が素敵だった。

 

 

全17室、どこのお部屋にも半露天風呂がついていて、大浴場が苦手な私でも温泉を楽しむことができた。

 

 

8畳のお部屋プラス、ダイニング部屋があってお食事がしやすく、よい間取り。

 

 

ダイニングから臨む坪庭には出られる。綺麗にお手入れされたお庭を愛でられるぐらいには歳を重ねてきた。

 

 

そのダイニングでお夕食。全部写真撮れてないけど、これは付きだしかな。

 

 

白子が入った一人鍋。娘の食事もほぼ大人に準じたものだったけれど、美味しく戴けるものばかりだった。舌が肥えてきた様子。この時期は、越前ガニの解禁直前だったので、カニは出てこなかったのだけど、私も夫もカニがそんなに好きじゃないのでちょうど良かった。越前ガニは本当にお高いので、これからの時期のカニコースは、目が飛び出るぐらいの料金設定でした。

 

 

朝食は、夕食のような懐石スタイルではなく、一気に全て準備して下さるスタイルなので、圧巻。

奥に写っている小さなかまどで各部屋ごとにご飯を炊いて下さる。美味しくないわけがない。

 

 

漁港で取れたお魚の一夜干し、感動する美味しさ。毎朝こんなの食べたい。

 

 

どちらかというと、夕食より朝食の感動の方が大きかった。

おもてなしも丁寧で、評判がよい理由は分かったけれど、私はやはりホテルの方が気楽で好き。

お食事の用意にせよ、お布団の準備にせよ、お世話して下さる方がしょっちゅうお部屋に来て下さるので、いちいちそれなりに対応しないと!と思ってしまう自分の性格によるものだと思うけど。こちらが近づけば、返してくれる、という関係性ぐらいがラクなのだと思う。

 

朝食後しばらくゆっくりした後は、芦原温泉を後にして、福井駅まで出てお土産を購入してまたしてもサンダーバードで帰路へついた。これで残すちはやふる聖地は、東京都府中市のみ。いつか行くのか・・・!?