最近小難しい事を書いてばかりだったので、ざっくりな話を書いていきます。

28歳、アメリカで1年間働いて感じた10のこと
https://www.huffingtonpost.jp/satoshi-onodera/USA-1year-work_a_23159416/
この記事をみて、ものの見事に全部同じ感想でした。

この記事の人もそうですが、私も日本にいた時と比較して、マジで健康になりました。ダイエットに取り組んでみて、渡米直後より12kg痩せてます。これはこれでダイエット記事を別に書こうかと思います。

記事を書いた人は理由として以下の3つを上げてます。
・生活が規則正しくなった
・運動の習慣がついた
・自炊の習慣がついた

 

これのすべてが、私も上の記事と同じ理由で健康につながっていると思うのですが、私はもう一つ付け加えたい。
もう一つの理由は、酒の量が減ったという事です。


夜、仕事が遅くに終わった後に会社の同僚とご飯を。
→居酒屋で食べてお酒飲む。
→もう1軒行きましょうよと言う/言われる
→終電まで飲む
→ヘロヘロになって帰る or 帰れない




日本では当たり前のようにありそうな風景がアメリカにはありません。
殆どのケースでみんな家に帰ってご飯を食べます。そもそも外食で朝までコースなんてやってしまったら、アメリカだと幾らかかるんだろうと、ビクビクしてしまいそうです。


 

日本への赴任経験のあるアメリカ人の同僚も、この日本人の行動が異常だと話しています。"Japanese Nomikai"というのは、もはや通常のDrinking Partyではないのだそうです。
 

 

 

この同僚が日本に来た初日に、上司からこういうやり取りがあったそうです。
「今日は君のために飲み会をセッティングしたからぜひ参加してね」
「今日はまだ日本来たばっかりで時差ボケが。。。」
「いやいや何言ってるんだよ。主役の君が来てくれないと意味ないじゃないか。」


 

 

それが彼にとっての最初の"Why Japanese People!?"の瞬間だったと言います。
お祝いやWelcomeな気持ちは分かるんだが、仲良くなるために夜のプライベートの時間を犠牲にして、なおかつ酒が必須ってどーゆーこと?
というのが単純に疑問だったようです。




アメリカの標準かどうかは分かりませんが、誰かが昇進したとか、誰かの誕生日だとか、子供が生まれたとかお祝いしたいイベントごとについては、うちのチームでは決まってランチです。
 

 

社外の人と夜に酒を交えて会食というのもなくはないですが、来て半年で2回。そういえばセッティングした人は日本人でした。私も日本にいたときは、典型的な日本人サラリーマンの生活を過ごしていましたが、今普通にアメリカの生活スタイルで働いて、

 

「飲み会、、、、要らないなー。」
と思うようになりました。


 

 

私はお酒を飲むのは好きで、日本では行きつけのバーがあるぐらいでしたが、家では飲まないタイプだったので、いざ飲み会が減るとお酒の量がぐっと減りました。昨日、約1か月ぶりにビールを飲みましたが、それで十分かなと思います。
 

 

 

人と仲良くなるために飲んで腹を割って話しましょうと言うのは、私は日本でも良くやってましたが、仲良くなるためにランチに行きましょう。コーヒーを飲みに行きましょう。で十分じゃないかと今では思います。
 

 

本当に酒を飲みたいと思うシチュエーションで飲みたい酒を飲む。その代わり、日本の同僚と仲良くなれるように、仕事上でのサポートを如何にうまくするか、ランチを如何に活用するか。日本に帰国した後も、アメリカでの今の生活スタイルを維持できるように、今の体重を維持できるように、そっち側に頭を向けていきたいなーと思うものです。


 

 

にしても、日本の外食の値段がどれほど安いかを、外国と比較して考えると、つい飲みに行きがちになるのも分かる気はします。アメリカで毎日外食で家計を維持しようとすると、ほんとにファーストフードだけになってしまいます。それでいて、日本は何食べてもおいしいし、外国よりサービスレベルが違う!
 

 

日本の外食業界の企業努力ってマジですごいと思います。そして、日本人にとって食べる事がどれだけ大事なのかが良く解ります。だからこそ、帰った後は外食のお客さんとして、もっと上手い使い方をしなきゃね。と心に誓うのでした。