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かふぇ・あんちょび

このカフェ、未だ現世には存在しません。

現在自家焙煎珈琲工房(ただの家の納屋ですけど…)を営む元バックパッカーが、

その実現化に向け、愛するネコの想い出と共に奔走中です。

 近所のファミリーレストランに来ています。

 ふたつ向こうのテーブルで、ふたり連れの親子が進路のハナシをしていて、興味津々で拝聴しています。

 父親は私より少し年上の感じで、剛毛の天パがまるでアフロヘアーみたいで、グレーの作業服を着ています。

 息子は中学3年生で、私立高校受験の願書についての激論中です。
 将来はパン職人になりたいらしいです。

 オヤジははっきりと、私立は授業料が高い と息子に告げていて好感が持てます。

 中学生の方はあまり真面目に学校に行きたくないらしく、これもオヤジとそんなハナシが出来るのは素敵だと思います。

 解決策はカンタンで、高校なんか行かずに春からパン屋で働く事なのですが・・・。


 結局この家には進学できるだけのお金はあり、息子は「いつか」パン屋になりたい訳で、春からはダラダラと私立高校に通う事でしょう。