賞味期限 | かふぇ・あんちょび

かふぇ・あんちょび

このカフェ、未だ現世には存在しません。

現在自家焙煎珈琲工房(ただの家の納屋ですけど…)を営む元バックパッカーが、

その実現化に向け、愛するネコの想い出と共に奔走中です。

賞味期限気にする? ブログネタ:賞味期限気にする? 参加中
本文はここから


 賞味期限は、気にします。
その食材を使った商品をお客さんに出してお金をもらう場合には、やはりヒトが期限を定めているものを無視する訳にはいかないと思っています。

 そして、自分で食べる場合には、全く反対方向でやはり気にします。
スーパーでは見切り品コーナーが大好きですし、同じ棚で同じ値段であろうが、敢えて賞味期限切れに近いものを買います。

 でないと売り手側は、貴重な食料であるその商品を、廃棄せざるを得なくなってしまいます。

 捨てるんですよ! 食べ物を!

 私はパン職人でしたので、合計するとゴミ袋なん袋分、いやトラック何台分になるのか自分でも見当もつかないほどの量の残りパンがゴミ箱に突っ込まれるのを見てきました。
それは、私個人がどう頑張っても処理できる量ではありませんでした。
 収容1,000人を超えるホテルから出る残りパンの量といったら、そりゃすごいもんです。
つい昨日時間に追われ必死で少しでも美味しく美しいものをと全力を尽くした作品たちが、翌日にはレストランからゴミとなって出されていて、そんな彼らとゴミ置き場で再会する時の惨めな気分といったらないです。

 多少風味が劣り、パサついた感じがあるだけで、生存の為のエネルギー補給の点では全く問題の無い食物です。

 世界では、ごはんが満足に食べられないヒトが沢山居るんですよ。

 少し前に、マスコミで賞味期限切れに関するさまざまな報道がなされた時期がありましたね。
 私も食べ物に関わる仕事でお金をもらっていますから、私を信用してお金を払ってくれるお客さんには、絶対に古い食べ物は出したくない という思いはもちろん持っています。

 だけどですね、立場上言いにくいのを敢えて言うならば、あの時にテレビなんかで意気揚揚と賞味期限切れ問題を叩きまくっているコメンテーターたちには、言いようも無い傲慢さを感じました。

 あなたたちは本当にわかっているの? 
 これは食べ物なのよ。 食べないと死ぬのよ。
 本当に、賞味期限切れのこの段階で捨てていいの?

 賞味期限切れの商品を出し続けても何年も問題が発覚しないような賞味期限に、果たして意味があるの?



 私は賞味期限、かなり気にしています。
賞味期限が切れていてかつ腐っていない食べ物こそが、私が選んで食べたい食べ物です。