#149 キャメルサファリ ① | かふぇ・あんちょび

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このカフェ、未だ現世には存在しません。

現在自家焙煎珈琲工房(ただの家の納屋ですけど…)を営む元バックパッカーが、

その実現化に向け、愛するネコの想い出と共に奔走中です。


        


 2泊3日の行程でのキャメルトレッキングで訪れる砂漠など、ほんの入り口近くに過ぎないのだろう。

水飲み場やヒンドゥー寺院の廃墟など、観光スポットのような場所を巡りながら一行はトコトコとジャイサルメールの町を目指した。

トゲトゲの潅木がまばらに生えている砂漠には、ちらほらと放牧の山羊の姿も見受けられる。


  
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 ラクダの操縦には、ほどなくして飽きてしまった。

というよりも、このラクダのラジュ-君、どうやって乗りこなしていいのかさっぱりだったのだ。

チッチッチッ… と唇の横の部分で舌打ちのような合図をすると駆け足をしてくれることはしてくれる。

全力疾走になると、さすがに馬には劣るもののそれでも結構なスピードでまあ面白い。


 しかし、その後どうやってこの駆け足を止めていいのかが解らないのであった。

馬ならば薬指と小指を使って手綱をゆっくりと引けば止まってくれたのだが、ラクダ君は首が長いからか、手綱にあわせてグニャリと頭を仰向け、天を仰いだままそれでも走り続けるのだ。

結局彼が気の済むまで疾走が続き、後ろからはガイドふたりのラクダがゲラゲラ笑いながら追いかけてくる珍道中である。


 
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  途中の泉で、見たかったラジャスタン女性の水汲みの様子が見学できた。

色のない砂漠に水の青と極彩色のショールが美しい。


もっと近くによって、出来ることなら話のひとつもしてみたかったのだが、サディカーン少年によると、彼女たちはガッチリしていて法外な撮影料を吹っかけてくるそうなので、これが限界からのショットであった。