康忠華 | かふぇ・あんちょび

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このカフェ、未だ現世には存在しません。

現在自家焙煎珈琲工房(ただの家の納屋ですけど…)を営む元バックパッカーが、

その実現化に向け、愛するネコの想い出と共に奔走中です。

 少林寺の門前には、武術学校がずらりと軒を連ねていた。
そのうちのひとつを門からのぞいてみると、ジャージ姿の若いにーちゃん達が、

 ハッ ハッ ハッ ハッハッ!

と、例のヤツをやっているではないか。

 やったー! これを見に来たようなものである。
門前の小僧となって、彼らの修行風景をじゅうぶんに堪能させてもらう。

 そのうちどうやら休憩時間となったようで、生徒たちは思い思いに散ってゆき、水を飲んだり、談笑しながらふざけて組み手をやったりし始めた。

 写真の彼の名は康忠華、河南省出身の18歳。
見物している僕に何事か話し掛けてきたのが彼であった。

僕が聞いていても、うわ、訛ってるな という感じの中国語である。

 少林武術は日本でもすごい有名だぞ

と伝えると、

 じゃあ型を見せてやるから写真を撮れ

という訳でこのショットである。

蟷螂拳?

 それにしても、全部の武術学校の生徒数を合わせると相当な数になるはずだが、彼らは卒業後いったいどのような道を歩むのだろうか。

 彼も今では28歳の武道家になっているはずだ。
そのうちスクリーンでお目にかかる日をひそかに心待ちにしている。