6/16 アジサイと花手水 見に行ってきた。 | ちょっとその辺行ってくる!

ちょっとその辺行ってくる!

興味の沸いたものを見に行ってはちょっと書いてます。

中の人のネット環境が絶賛崩壊中なので更新は不定期。
即時の反応は出来ません。

遅くても11時頃には出かけたかったが
姉の子供1号が留守番はイヤだとゴネたので
母が帰って来るのを待って出発は12時に。

今回回った範囲は毎年のように行ってる場所に
ちょっと気になる場所を追加したもの。
例年、先に一宮市へ行ってから稲沢市へ南下するが、
今回は稲沢の方から回ることに。
なんせ稲沢市から回らないと道に迷うからw


清須代官所跡でだいたい家から1時間。
渡れる箇所の少ないJRの踏切は引っ掛からず、
名鉄本線は奥田駅から国府宮駅方面へ
線路沿いに北上して渡れるタイミングで進んだら
遮断機が上がっていい感じのところで渡れた。


大塚山性海寺。
Googleマップの推奨ルートがバグって
明らかな遠回りをするのもあってか
最短ルートより10分早く到着。
この日まで稲沢あじさいまつりを開催していた。


まだ先があるので急ぎ足で歴史公園内を歩く。


小山(古墳)の上から寺を見下ろす景色いいよね。

信号のある道に出て道なりに西へ。
途中、丁字行き止まりになったら一本北の道へ。
左右にゆったりとしたカーブ続きの1.5車線くらい、
昔の街道筋だったのかも知れない。
Googleマップでは萩原道なる名前がついてたけど
美濃路萩原宿からかなり南に離れてるし
道に沿って行っても方向も違うから辿り着けない。
美濃路から祖父江、馬飼へ抜ける道だよな?


何度となく分岐合流があったが
ひたすら本線だろう道をキープして
左に中学が見えたらもうすぐ終わりの目印。


ああ、西尾張自転車道のここに出るのか。

左の木が学校の植栽で、畑や家とも違う樹木だから

通る時になんとなく気にしてた場所だった。

広い道を南西方向に進む。
歩道がなくなった道を次の信号まで行き
右折して即、左の細い路地へ。
道なりだと歩道がない危険だと思ったから。
確か以前、サンドアートを見に行った時、
この道で帰ったはず。
踏切を渡ってすぐ目的の砂像のある広場に出た。


名鉄森上駅前ロータリーにある恐竜の砂像。
風雨に曝されて砂山になってるかと思ったら
意外と形を残してるな。



案内看板の矢印に従って

祖父江善光寺こと善光寺名古屋別院。
ここまでも大塚性海寺からほぼ直線上なので
Googleマップのルート案内と比較すると
急ぎ足とはいえ大塚歴史公園内を回ってるのに
家からでも最短時間から-5分という速さ。
俺が乗ってるのシティサイクルだぞ?

善光寺の系統の寺は寺号はだいたいどこも善光寺で、
地名+善光寺と呼ばれてるところが多いよね。
浄土真宗の東本願寺、西本願寺の地域統轄の寺が
東or西(地名)別院を名乗る規則性があるみたいな?

ここの鐘撞き堂と梵鐘の色が
派手だと知って見たかった。
赤い鐘撞き堂に金色の梵鐘。
柵で入れないようになっているが、
除夜の鐘の時は撞くことが出来るのかな?


梵鐘の前の道を西進し、突き当たりを北上。

まっすぐ過ぎて不安になる。
前方やや右に黒い煙りが空に上っていて
すわ火事か?と思ったらただの野焼きだった。

道を丁字突き当たりまで走って左折。
どの程度まで進んで右に曲がるかはなんとなく、
道の先に堤防らしきものが見えたから曲がった。
また丁字突き当たるまで進むと

西中野渡船場。
川を渡る橋の代わりの無料の渡し船は珍しいが
愛知県にはここ、中野の渡しと
豊橋市の牛川の渡しの2箇所があるが、
中野の渡しは岐阜県との県境を船で渡れる。
下流数km先に堰の機能を持つ馬飼大橋があるから
川面は穏やかですぐ上流では
水上バイクが唸りを上げて疾走していた。
…渡ったところで次の目的地から遠ざかるのでスルー。


木曽川堤防道路を上流方向へ。


朝日取水場。
尾張西部、名古屋市の水道水の水源。
先ほどの西尾張自転車道の下を水道管が通ってて
名古屋市の隣 大治町の浄水場で処理して配水する。
先日行った鍋屋上野浄水場も
同じように取水口から浄水場とをつなぐ
水道管の上に遊歩道のすいどう道が作られている。


それを越えてしばらく進むと


新しい橋を架けている場所。
名前は新濃尾大橋になるのかな?
橋の名前って橋のある場所の地名、
出来れば橋がどことどこを繋いでいるのかを
簡潔に説明してくれる名前の方がわかりやすくない?

木曽川沿い国道22号から下流にだと
新木曽川橋、木曽川橋、尾濃大橋、濃尾大橋、
(新濃尾大橋、)馬飼大橋、東海大橋、立田大橋、
尾張大橋、木曽川大橋で海に至るんだけど、
9本中、『木曽川』が3本、旧国名絡みが3本、
地名は馬飼大橋と立田大橋の2本だけ。
かつて愛知県には木曽川町って自治体があったが
3本のうち旧木曽川町内に架かってるのは1本だけ。

新濃尾大橋は来年、今年度末に工事終了予定。
特に濃尾大橋と尾濃大橋の歩道は狭くて怖いから
新しい橋は不安のない橋になるといいね。
先程の中野の渡しは
この橋が開通したら廃止されるだろうから
渡し船を体験をしたい人は是非!



新幹線鉄橋の手前で堤防道路を下りる。
堤防と並行する道を北上して

聖徳寺跡。
織田信長が斎藤道三と会見をしたとされる場所。
聖徳寺は移転して今は名古屋市内にあるらしい。

少し戻って東へ入る。
目印の音楽教室の看板を見つけて左折。
道はすぐに右に曲がりまた東へ進んで行く。
途中、美濃路と交差したのは1つ目の信号かな?
冨田一里塚の存在、すっかり忘れてたw
2つ目の信号の先、
3つ目の信号直前の左側に

御裳神社。
何年か前に花手水でバズって以来、
あじさい祭りの時期は大変なことになっている。
花手水やってる場所って意外と結構あって、
見向きもされない寺社すら珍しくないのに
ここの花手水は撮るのに15分並んだよ。

よく見ると行列出来てるでしょ?

数年前に話題になったことと駅から遠いからか
ドライブ先として来たろうカップルや親子連れが目立つ。

ぼっちで来てる人はほぼいないw
手水舎の庇の裏に手水の作法が貼ってあって
ひしゃくで水を掬って手を濯いでる人も多かったが
龍の蛇口が吐いてる近くとはいえ
溜まった水を掬うと浮かべた花に波が当たって
花びらが外れたりしそうだから俺はやらなかった。


直前にクモが浮いてたようで取り除いてたし
アジサイは毒があるんじゃなかったっけ?
部位の問題で大丈夫なのかな?
手を清めるなら噴出口からの水でやろうね。


神社の東に面した道を北上。
途中、コンビニで補給して北へと進んで行く。
道は細くなって歩道とセンターラインは消えて
別の広い道と合流する辺りに
目的地と別の神社の看板を見つけてそちらの方へ。
その神社の更に奥にあるのが目的地の

若宮神明社。
木曽川堤防のすぐ側にある神社で
幹線道路から少し離れた静かな場所にある。


手水舎に花を飾るだけでなく和傘で飾ってある。
龍が鳥籠みたいな囲いで守られているのは盗難防止?
社務所からは御朱印が出来たことを教える
アナウンスが聞こえて来る。
名古屋市北区の別小江神社みたく
手水舎の飾りと御朱印で知られてる神社なのだろう。


道中、有り難かった時折陽射しを遮る雲は
次第に増えて空を薄く白く塗り上げ、
直射日光でジリジリと焼かれることもなくなり
思ったより楽に回れてる実感があったが
空模様がにわかに怪しくなってきた。
西から黒い雲がチラホラ湧き出して少し焦り覚える。

神社正面から幹線道路方向に伸びる道にも
鳥居があり参道沿いに商店が並んでいたのだろう。
かつては賑わった界隈なのだと思いつつ
その先の通りまで出て左のY字路へ向かい東へ。

この道も昔の街道筋なのか
中途半端な道幅で道の先は見えづらく、
それでも車はさほど通らずそれなりに走りやすい。
名鉄玉ノ井線を渡り、東海北陸道を潜って
名鉄本線石刀駅前へ。
名鉄とJR並走区間のはずだが雲行きを気にしてて
越えた線路の数は気にしてなかった。
過密路線並走区間なのに
引っ掛からず通過出来たのは運がいい。


馬寄交差点に出て尾張一宮駅方面に南下。


途中にある酒見神社へ。
倭姫命が天照大御神をまつる場所を求めて
旅をして辿り着いた場所のひとつで
『皇大神宮御聖蹟』と書かれた看板があった。
神社の名前を刻んだ石柱には
『酒造祖神』の文字、酒の神様らしい。
側面を見たら


『内閣官房副長官 海部俊樹 謹書』とあった。
総理大臣になる前に石柱を建てたのだろう。
今の小選挙区選挙、あと海部の苗字から
もっと南西の方、海部郡(名古屋のすぐ西側)が
選挙区のイメージがあるけど
大・中選挙区時代は
ここらも海部元総理の選挙区だったのかな?

南西方向に伸びる参道を進む。
神社や寺って天子南面の思想からか
本尊や御神体を南向きに置いて
建物もそれに準じて東向きなところも多いけど
(寺は阿弥陀如来が本尊の場合だと
西方浄土の考えから東向きも少なくない)
若宮神明社本殿、酒見神社本殿は東向き、
この日回った神社3箇所中、2箇所と思うと
変わった配置の神社を回ったのかも?

ここの龍はパイプとL字継手で作った囲い。
手水舎の左奥、神社の敷地南側に

あじさいの花壇。
ママさん2人で子供6人くらい連れて
アジサイを見せていたが男の子は
花を見てテンションが上がってるように見えない。
広場で体を動かせることに舞い上がってるみたい。



雨が降り出す前の臭いがして、
小雨がパラパラとし始めたので急いで南下したが
雨脚は強くなりそうで逃げ切れないと
本町通商店街のアーケードへ逃げ込む。
次の目的地はアーケード北端から東の方にあるので
真清田神社を眺めながら雨雲レーダーをチェック。
雨雲レーダー、狭い範囲ながら真っ赤なんだが…。
時間を進めると30分ほどしたら止むみたい。
家までの範囲を見る限りここでやり過ごせば
雨具なしでもなんとか帰宅出来るかな?
アーケードの屋根を叩く音が大きくなり、
解体されて建物のない一角やアーケードまで
届いてない建物の隙間から雨が降り注ぎ
風に舞った雨が画面に小さな水滴を置いていく。


…ホントに止むよな?

本町通商店街はコスプレロケを容認してる町で、
この日もそんなの感じのが3組ほど。
雨に煙って白くボヤけた真清田神社を撮ってたら
傘を取ってきただけかカメラマンの雨対策が済んだか
はたまた濡れる覚悟を決めたか雨の中や
アーケード下で雨を背景に撮影を始めていた。
商店街の道は広くて人も少ないし
多少車の通り抜けはあっても
撮影は向かい合って互いの背中側を見てるから
車に気づき次第横に避けられるし
ロケ環境はそんなに悪くないんだろうな。
雨宿りに雨が当たりづらく外が見やすくて
座れそうな植え込み用スペースもあったが
雨が落ちてきそうで座るのは躊躇して
外を気にしてたが俺、撮影の邪魔だったかも?w



雨が止んだので商店街のある町内の
隣町にある常念寺へ向かう。
途中の一宮市役所の守衛室のある出入口から
人が入って行くところを見かけた。
一宮市役所には展望フロアがあったはずだけど、
休日は開いてるんだろうか?
開いててここで雨を避けたなら
雨に煙る尾張一宮の街を見下ろせただろうな。


常念寺は雨のお陰もあってか貸し切り状態。
ってもあっさり記録写真を撮るタイプなので
数枚撮っただけなんだが。
帰り際、入れ違いで一人来た。
ここもだけど他2箇所の花手水も待たずに撮り放題で
御裳神社で並んでたのがアホらしくなるw



帰路を急ぐも大河の先行放送に間に合いそうにない。
雨宿りの時間がなければ間に合ったろうが
本放送には余裕で間に合うから気にしない。
いくつか渡った川は激しい通り雨の後で水位は高め、
田んぼの水もある時期、川も濁りも濃い。


なのに釣りをしてる人がいる…。



今回のルート、特に西中野渡船場までは
道を間違えなければ突き当たりまで行って
右か左に曲がるだけでいいルート。
これを逆から行ったら曲がる場所を見落としそうで
迷走、目的のルート復帰のロスはあったろうし
急な雨を避けられそうな逃げ場もなかったから
このルートにして正解だった。


帰宅は18時40分ちょっと前で紀行には間に合った。
本編は先週から恋愛要素強めでキツい。
さっさと結婚出産死別して平安京内、
内裏の中の話になってほしい。