10/16 東山動植物園・東山スカイタワー行ってきた。 | ちょっとその辺行ってくる!

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興味の沸いたものを見に行ってはちょっと書いてます。

中の人のネット環境が絶賛崩壊中なので更新は不定期。
即時の反応は出来ません。

揚輝荘から末盛通に出て東に2kmほど行くと

東山動植物園正門。

でも閉園後にスカイタワーにも上がるなら

こっちに自転車を停めると閉門時間前に出て

スカイタワー側まで行き直す必要が出るので

スカイタワー前駐車場へ向かう。

 

 

 

入園は15時過ぎ。

閉園のアナウンスが16時半、閉園17時。

全部回れるわけがないのはわかってるので

北園のみを重点的に回ると決めて

入口最寄りの自然動物館に入る。

 

 

順路は夜行性の動物を観察する

暗闇の展示室が長く続くも

一向に目が慣れなくて何が居ただか...。

でも以前、コロナ前には居た生き物が

何種か居なくなってる気がした。

スロープでワニを眺めながら2階へ。

普段は大きく動かないワニに

何かしら反応して欲しいのか

物を投げ込む人がいるらしい。

死亡したワニの腹からは

大量の小銭が出てきたらしい。

動物園を訪れる側も

貴重な生物だと尊重しなければ...。

 

以前も書いた気がするけど

爬虫類は嫌いじゃない。

触ったりはきっと嫌悪感を持つが

嫌悪の身体反応の軽い緊張や心拍数増加は

興奮にも等しいので誤認してるのかな?

 

嫌悪する人への配慮で画像は使わない。

展示されているのはトカゲ、イグアナ、ヘビ、

カメ、カエル、イモリ...。

床から1m強くらいの高さにずらっと並んだ

小窓だったり大きなスペースだったりを

覗き見るような感じで潜んでる生き物を探して楽しむ。

探し方のポイントが書いてあるが

相手だって気まぐれな生き物で

その通りの場所に隠れてるとも限らないので

意外と難易度が高い遊び。

展示ブースも生育環境を意識した感じで

その中でも体の色が保護色で紛れてるし

砂に潜るスッポンなんて見つけられるか!

マタマタなんて知らなきゃ岩かと思うよね。

ワニガメだと姿形は知られてるし

デカいからすぐわかる。

 

 

ヘビは毒持ちは少なめで

絞め殺し系のヘビばかりが目立つ。

給餌や清掃が毎度命懸けでは

飼育員が可哀想だもんなぁ。

東山動植物園はコモドドラゴンを誘致中だが

デカくて毒持ちともなると負担が大きいよね。

 

以前来た時にも改装工事してたので

もう終わったろうと思ってたら

新築に移転して空いた獣舎を壊して

次の建物へ建て替えるような

スクラップ&ビルドの真っ只中。

早速次に向かう道から工事中で通れず

世界のメダカ館の外階段が通路になってた。

複数の生き物が展示されてる建物に入ると

盛大に時間が取られるし

1階から入って上階から出て

移動経路が被るのもロスだとスルー。

 

この次の獣舎はヤブイヌ、

オオアリクイ、カピバラと可愛い珍獣が続くが、

ヤブイヌは展示終了。

オオアリクイは獣舎の中に帰った後。

世界最大のネズミのカピバラでも

人が見てる側から遠い場所に居て

もう日が陰ったこの場ではボケてダメ。

アメリカビーバー

アメリカバイソン

シンリンオオカミは平成初期に流行った犬種の

シベリアンハスキーと体型がそっくり。

いや、アラスカンマラミュートかな?

 

 

本園には恐竜のオブジェがあるが

北園には

中国の神獣 辟邪がいる。

久屋大通公園にあった姉妹都市のオブジェは

動物園に持ってきて生き物の生息地域を示す

道標として再利用しても良かったんじゃ?

 

 

 

鳥舎の前を通過。

タンチョウ。

コンドル

みたいな大型の鳥じゃないと

写真撮ってもわからないね。

 

旧チンパンジー舎を横目にサル舎へ。

オランウータン、ゴリラ、チンパンジー以外は

サル舎で展示されていて

エリマキキツネザル

ワオキツネザル

アビシニアコロブス

床に餌が蒔かれてるので

餌に気を取られてこっちに目もくれない。

飼育員がバックヤード側で作業してるのか

向こう側の柵の向こうで影が動いている。

だから余計にこっちを見るようなことはない。

 

サバンナモンキーというサルがいる。

手足が細く小顔のサルなんだけど

股間が哺乳類と思えない鮮やかな水色をしている。

これを撮りたくて閉館時間が迫る中、

せわしなく動き回って

座り込んでも見えない角度に行くコイツを

必死で目で追ってる自分はアホだと思う。

 

お陰で時間を盛大に浪費して

オッサンみたいな叫び声で有名になった

フクロテナガザルも一瞬見て立ち去る。

いつ鳴くかわからんし待ってる時間が惜しい。

ゴリラはもう室内に戻ってた。

外よりも楽しそうな内装なので

ロープの間を飛び回ってて欲しいが

壁にもたれて動きもしない。

 

 

アフリカゾウを見ようと思ったら

2020年に死亡してるそうな。

住人の居なくなった獣舎の外スペースは

雑草が伸びて草原のようになっていた。

 

東山動植物園と言えば

戦後間もないぞう列車の逸話がある園。

ゾウに力入れてるのに?と一瞬思ったが、

力を入れてるのはアジアゾウだった。

でもゾウと言ったらアフリカゾウだよね...。

タルるートくんの描かれたモザイク絵は

アフリカゾウの上の子供たちも江川達也風。

この絵はアフリカゾウ舎の外壁なので

新たな入居舎が居なければ

移転済みの旧チンパンジー舎、

それに隣合うオランウータン舎は

新しく建ててる最中なのを思うと

その並びにあるアフリカゾウ舎も

次回の改装・建て替え工事対象になるだろう。

こんなに目立つ扱いなのにもう居ない。

この中にいる生き物でも

シロクマももう死亡して園には居ない。

キリンの左隣がソマリノロバなら

それも死亡して園にはもう居ない。

動物園の顔、みんなが知ってる動物すら

絶滅危惧で国内の動物園で見られなくなる日が

少しずつ迫ってきている。

 

室内に入ってしまっても

こうやって見られる動物もいるが、

自重を支えるのが辛いカバは

水槽に沈みっぱなし。

柵の向こうに飼育員が居たなら

水から上がって様子を見に行く場合も。

カバはカバでもコビトカバ。

カバと比較するとこんな感じ。

親子のような体格差で体高は倍以上違うけど、

地面から腹の位置が同じくらい。

 

 

 

急ぎ足で北園を見回った。

まだ明るい気がするけど

本園に回ったって何が見られるんだろう?

もう獣舎に戻って空になった檻を見るだけになる。

スカイタワーへ行くことに。

 

エレベーター待ち時間は20分ほど。

以前来た時の2/3くらいの列だったので余裕。

 

自然動物館。

最初に入った建物ね。

上から見るとカメのような屋根をしてると

八十亀ちゃんかんさつにっきに載ってた通り。

 

 

星ヶ丘周辺。

森の終わりからマンション群が

城壁のように街を囲むように立ち並び

北端のタワーマンションが櫓のよう。

名古屋市内で栄と名古屋駅と直通の

東山線沿線は昔から人気の住宅地でもある。

道が東と南東、南から坂を下って集まった

谷底にある星ヶ丘三越を軸に発展した。

東と南に伸びた坂道の上に

私立高校と私立大学のある学生街。

かつてその高校も大学も女子校だったのと

南北を山に囲まれている坂の街なのもあって

他の地域から行きづらい街だと思ってる。

 

 

空が闇に染まり、街明かりが灯るのを待って下りる。

残念ながら雲が多くきれいな夕焼けにはならなかった。

 

スカイタワーの夜景撮ってなかったなと

山を下りてきてから気づいた。

 

平和公園を突っ切る。

平和公園は市街地にあった寺の墓を

戦後にかき集めた巨大な霊園。

地蔵には自転車のライト当ててるけど

墓石群は暗くてよくわからない。

 

 

東山動植物園に行ったなら

今度は名古屋港水族館とは思ってるけど

無料開放日がないから

20年くらい行ってないと思う。

名古屋港にはちょくちょく行ってるんだけどなぁ。