配分開始の初日狙いで平日ながら決行!
今回はカードを貰ってさようならでなく、
せっかく常滑市まで行くんだから
見たいものを全て見てくるつもりで10時スタート。
金山総合駅の名古屋市と名鉄の観光案内所で


またパネルを撮ってから名鉄の改札へ。
この日Aichi Sky ExpoではNumber_iのライブ。
午前中に動けばまだ軽いだろうと見越していたが
ホームが女子大最寄り駅の下校時間みたくなっていた……。
……甘かった。
特別席アリの電車だったのもあってか
一般車は通勤ラッシュとも変わらない様相。
でも周りは女の子だらけ。
異性と不可抗力で接触するおそれ、
痴漢冤罪の濡れ衣に怯えざるを得ない環境は、
地雷原や機雷が浮かんだ海のようなもの。
冤罪被害者予備軍の男たちは
身を竦めて寄り集まり集団で防御隊形を取る。
両手を肩より上に上げてのホールドアップ。
お手上げは無駄な抵抗を諦めたのではなく
冤罪を避けるための最大限の防御手段。
吊り革を掴む手にもう片手を添わせておく。
前はスーツケース引いた野郎3人組、
後ろも野郎という場所に割り込み成功。
左右の隙間の内の片側はバッグを盾にして護身完成。
満員電車、それも女性車両みたくなってる中で
このポジション確保は奇跡だよ。
前の3人組、パッと見、日本人かな?と
思ったが、聞き慣れない言葉を発してる……。
外国人かぁと考えるまでもなく刺激が鼻を突く。
臭えッ!!!
ニンニク臭が凄い。
喋ってる口からの漏れどころじゃない、体からだ。
全身から発している。
使い捨てマスクの顔に沿わせた
針金でのフィットなんて意味を感じないほど。
鼻当て部分がスポンジを耳かけゴムで圧着するのや
超伸縮フィットマスクつけるべきだったかな?
(持ってるけど勿体ないから使わないw)
でも満員電車での不要不急の動きは不審な行動。
不審者でない証を立てる為には
この苦境にも素知らぬ顔して耐えるしかない……。
まあマスクで歪む口元を隠せてるだけマシか。
目には殺意にも似た憤懣が宿っていたろうけどw
平日昼前なのに通勤ラッシュ時のように
「下ります!」と宣言して人垣を掻き分けて

なんとか常滑駅ホームに降り立つ。
目的のカード配分場所の陶磁器会館は東、

見守り猫とこにゃんのいる方だが、
西側に出て北西方向に歩き出す。

最初の目的地はめんたいパーク。
先月リニューアルしたとかで広告も入ってたので。
平坦でややカーブを描いた宅地の外周道路を歩き
雑然と生えた木々はかつての海岸線、防風林か?
その先からはりんくう町。
2005年開港の中部国際空港 セントレアに合わせて
築地造成された干拓地は20年経てもまだ空地が残る。

実は常滑に行くにあたっては
目的地までの徒歩での所要時間を算出させては
推定所要時間を出してみたり
バスの時刻表もpdfを保存して2週間前から検討。
自身の性格から発生する遅延まで想定したりと
準備だけは万端っ!
どの程度の準備かというと
めんたいパークの広告についていた
来店者特典のクーポンまで切って持ってるとか?w
でもクーポンをどこで見せたら粗品貰えるんだ?
「○円以上お買い上げの方のみ」とか
来店して初めてわかる後付けされてもヤだし
店内飲食の売店も平日なのに並んでてうんざり。
そもそも明太子みたいな刺激物を
じゃんじゃか入れたのを好んで食べないからなぁ。
誰かと居るなら付き合いで食べざるを得ない、
コンビニでトイレ借りるだけじゃ気まずいから買う。
持ってると荷物だから食べるんであって
飲食の目的意識もないしわざわざ聞く気もないから
クーポン持ってきたことは無駄になったけど
自身の気まぐれに備えることは無駄なことじゃない。


さて工場見学はどう改装されたんだ?
過去に見に来てはいるが何してるかわからないよね?
工場制手工業で魚を捌いて調味液への漬け込みとか
朝から晩まで流れ作業でやってる感じじゃないよね。
工場見学と言っても何してるか全然わからんw
以前の順路はお子様向けの明太子の紹介から入って
製造過程を見ながら戻る形だったが、
ほとんどお子様向けスペース、遊具になってて
見学順路もクソもなくなってた。
めんたいパークのマスコットの紛れた
食品サンプルとか無くなってんじゃん!
お子様向け特化で映えや変なオブジェで
衆目を集める方針はトーンダウンした印象。

かねふくのガチャなんてあるのかw
ガッカリして南に向かって歩く。
コストコを右に見て信号交差点の南側、
イオンモール常滑へ。

南端側にあるりんくう常滑駅まで歩く。
ここに今回のカードの図柄のマンホール蓋があるが
駅前広場のどこにあるだか……。
見渡しても広く真っ平ら。マンホールがわからん。
こういうのは目に付くところ、
駅のメイン出口はイオンの方、北口側のはずだが
イオンから駅まで歩いても気づかなかった。
次に人目につきそうな場所=駅北口のロータリーへ。
トコナメシャトルのバス停近くで

今回のカードの図柄のマンホール蓋発見。

イオンの建物内の招き猫を撮って
競艇場前を歩いて常滑駅へ戻ってから
やきもの散歩道、
陶磁器会館へ。
入口にカード希望者は東側から入って
左側の階段で3階へ上がるよう指示があったが
エレベーターもなさそうなレトロビル。
帰宅後にX見たら来館者から「3階はしんどい」と
不平が出たのか2日目は2階で配布するとか。
殺風景な階段の所々に
グッズ販売の案内とか貼って導線作ってあったのにね。

2階にも使われてないっぽい部屋があったから
そこを使えば2階で上へと促す人も要らないし

アニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』の
パネルの前で4人も集まって談笑する必要もないよね。
カード貰ってから時間を確認すると13時10分。
やきもの散歩道に1時間は費やせるな。
陶磁器会館前の信号を北に渡ってとこにゃんを
道の反対側から見上げる。

巨人だ……。(定番ネタ)
とこにゃんを見上げる切り通しの道路から
高台同士を繋ぐ跨道橋へ上がる階段を上がって
橋の上からもとこにゃんを撮る。

う~ん、逆光にも程があるw

やきもの散歩道を歩く。
フィーリングで歩いたら比較的高いところを通って
海側の見通しのいい崖に沿った道を選んでいた。
まんま去年夏に通ったルートだなぁ。

そこの向こうには光溢れる道が続いている。
観光マップだとその先にもカフェや窯があり
宝探しの冒険みたいな高揚感がある。

目線の高さや眼下の屋根が飛び乗れそうなほど近い。
他にも土地の起伏や乗り越えられそうな塀、
足場になりそうな石垣や法面、
それらを駆使したら猫が塀の上を歩くように
屋根上を闊歩出来そうに思えてくる。
途中にあった見学施設の廻船問屋の家は板塀の修理中。

独特の刺激臭がしていたが白木の板に見える。
ニスや防腐剤の臭いだったのかな?


坂の上から見ると昭和の戸建てっぽい。
立地は南から西にかけて見下ろせる崖の上で
眺望も悪くなかったんじゃないかな?
ここには常滑市にゆかりのある衛生陶器会社の
TOTO、LIXIL、ジャニス工業のトイレを使った
『蔵のトイレ』があったのに……。
確かジャニス工業のは女子トイレ固定で、
TOTOとLIXILが週替わりで男子トイレになったはず。
昨年夏にもここに来てるんだけど
炎天下で出るものも出る状態じゃなかったし
帰りにも通るだろうと思ってスルーしたら
見事に帰りもスルーするというクソ間抜けをした。
今はもう見られないと思うと本当に惜しいことを……。
余談だが愛知県幸田町のパナソニックの工場でも
樹脂加工技術を活かしたトイレを作っているから
愛知県はトイレ製造の県でもある。
もう少し進んで
登窯広場と
展示工房館。
先週BS12で放送されていたアニメ映画
『泣きたい私は猫をかぶる』で
山寺宏一ボイスの猫が主人公に貸してやってる
猫の顔と人間の顔を交換しようと交渉してきた場所。
その近く、登窯の向かいの工房兼店舗の前に

やきもの散歩道を南側まで出たのは13時50分頃。
県道252号に出るも30分ほど余ってしまった。
目的地に据えた場所は確か駅から徒歩40分、
4kmほどあったから歩くのは嫌だし
今後のスケジュールがこなせなくなる可能性が出る。
到着時間の時刻表を見ると
日中の毎時1本の規則性が乱れて便が増える時間帯。
帰宅時間でもないのに便の間隔が詰まってたので
客が多い時間帯?と不安が過ぎる。
やきもの散歩道も観光客がチラホラ見る程度。
陶磁器会館のバス停に数人が居たはずだが
アレはマンホールカード目当てを含むだろう。
今回乗るのは別の駅へと向かう路線バス。
町を歩いてる人も少ないし
駅前もバスを待ってる人もそう居なかったし
定員も29人とそれなりにあるから
積み残しされるとは思いたくはないが
可能性を考えて少しでも目的地に近づこうと南下。
本町バス停を確認して更に南下してたら
細い川の上流側に見覚えがあるものが見えたので
少し離れていたが行ってみる。


月の椅子広場。
『泣きたい私は猫をかぶる』の冒頭で
主人公と友達がアイスを食べてたベンチ。
前回常滑に来た時にここの前を通って
INAXライブミュージアムは行ったからアニメ見て
(まだ20分くらいしか見てないw)デジャヴした。
バス停まで戻って5分ほどして来たバスに乗る。
知らない地方でバスに乗るのは難しい。
地域や会社が違えば乗り方が違う。
名古屋だと同じ市バスでも普通の路線バスと
バスレーンを走る基幹バスで乗り方が違う。
(通常は前乗り先払い、基幹バスは後ろ乗り後払い)
固定料金もあれば距離で変動することもあるし
昨今はIC乗車券で支払いの煩わしさもないはずだが
まだ小銭じゃないと支払えない会社も存在するとか。
……でも俺、何の気なしに乗りました。
いや、少し違う意味でドギマギしたかな?
常滑のコミュニティバス グルーンの運賃は 無 料 。
6路線、日中でも1~2時間に1本あるバスが無料っ!
今回乗った南部エリア上野間線・武豊線は
名鉄知多新線の上野間駅、知多線の知多武豊駅と
常滑駅と別路線の駅を繋ぐ路線。
路肩に余地がないから自転車も危険だし
車が使えない人の買い物には有益な足だろうね。
座れなかったものの幸い乗れた。
路肩にほとんど余地のない狭い県道を
快調に飛ばすコミュニティバスに揺られること数分、
目的地に到着。

ジャニス工業前バス停。
周りに商店や観光施設はない。目的地はバス停です。

降り立ったバス停、ちょっと変わってない?
そもそも常滑市の道には屋根のついたバス停は
ほとんどないのだが屋根や囲いがあるだけでなく
トイレの形をした置物が飾られていて

ベンチはトイレそのままの形をしている。
これが、この変なバス停を見たかった。
ロードバイク乗ってた時に
自走で来たことがある最南端がりんくう町で
今や普通の自転車しかないからここまで来るのは無理。
まだ知多半島東側なら少し行けばコンビニもあるが
西側の平坦な道、特に古見~日長駅間なんて
かつての防潮堤に沿って続く道で
防風林とすぐ側に迫った山の間で人っ子ひとりない
離合困難の道が何kmも続くんだよ?
ロードなら加速し放題のボーナスステージでも
ママチャリだと速度が出ないもどかしさと
腹痛に襲われた時に辿り着けない不安で気が狂うw
車で乗せて貰って来たとしても路肩もないし
ずっと二の足を踏んでいたが
こんな手段、乗車無料のバスがあるとはね。

バス停前の防潮堤を上がるともう直で海。

あと常滑駅へ戻るバスも大事。
実は多くの場合、常滑駅行きがジャニス工業前を
通過してから常滑駅発のバスが着くのだが
この時間帯は常滑駅発の到着の後、
時刻表では6分後に常滑駅行きが来る。
バス停を撮るのに5分も要らないから
14時20分常滑駅発のバスに乗ることを最優先に動いていた。
長くなったので次回、
『12/19 フライトオブドリームズ 行ってきた。』に続く!





















