数年ぶりのブログになります。
この度2019/7/10に「バンドマンEP」という2曲入り音源をサブスクリプションにて配信リリースします。
2014年に「Cessna」をリリースしてから数えると実に5年振りの音源となります。
月並ですが2曲ともとてもカッコいい曲だと思っていますので是非たくさんの人に聴いてもらえたら嬉しいです。
ちなみに会場限定盤(¥500)もあります。
CD-Rですがこちらは8/11に開催するLANDMARK FESTIVAL ISHINOMAKI'19から発売予定です。
上のモノクロジャケが会場限定盤、下がサブスク用のジャケとなります。
配信リリースについて色々と考えを見たり聞いたりしていますが俺は単純に色んな人に曲を聴いてもらえるツールの1つだと全然ポジティブに考えています。いや考える様になりました。
前はそれを受け入れることへの躊躇で変に拒んでいたところがあったかも知れません。一応カセットテープ時代から音楽を聴いているので実際に触れるものに価値をつけたがる癖があるのかも。
でもレコードからカセットテープ、CDへと媒体が変わった時もMDが出た時も賛否云々はあったと思いますしそれは何も音楽だけの話じゃないと思います。
今は聴いてもらえたらどんな形でも嬉しいです。
俺は未だサブスクやっていませんが。(理解した上でです)
最近ある絵本を読みまして。
「それしかないわけないでしょう」という絵本。
お兄ちゃんに「みらいは戦争が起きたり食べ物がなくなったり宇宙人が攻めてきたりして大変なんだぜ」と言われた妹が、一時ショックを受けるものの、おばあちゃんに言われた「それしかないわけないでしょう」という一言で多様な考え方を持っていくという内容。
大人は「AとB、どっちにする?」とかよく言うけど違うなって思ったら新しいものを見つけちゃえばいい。
大人は「こうするしかない」とか言うけど大抵当たらない。
足が遅くてかけっこで一等賞が取れないなら、にらめっこで一等賞になれば良い。
黄色い絵の具で服が汚れちゃったら部屋の中ぜーんぶ黄色い模様に塗っちゃえば良い。
答えなんて1つではないし、決めつけなくて良いと。みらいは暗いばかりじゃなくて、明るいこともいっぱいある。
それしかないわけないでしょう。
ざっくりこんな感じ。
あとは皆さん買って読んでみて、もし子供でも出来たら読んであげてみてください。
超ユニバーサルな考えだと思いますし現代を風刺しているニュアンスも見受けられます。
職業柄ユニバーサルデザインについて触れたり考えたりすることも多いので、俺にとってもとても為になる良い絵本でした。
とにかくそんな感じです。
配信だってそう。形はないかも知れないけど、物理的に音源を手に入れられない人にはもっと届くかも知れない。
なので是非皆さん満員電車ではエロ画像ではなくサブスクANCHORのリンクをAirDropあたりで拡散してくださいね(笑)
あとは前に比べたらライブ本数は減っていますが、【今のANCHOR】の全速力でライブを決めてやっていますので是非遊びにきてください。
7/21に府中フライト。
8/11はLANDMARK FESTIVAL ISHINOMAKI'19があります。
とにかく以前よりブログやSNSでは発信しなくなった思いとか、みせたいカッコよさはライブハウスにいる人にライブで伝えようと思います!
そして今回のバンドマンEPにも楽曲として歌詞として詰め込んでいます!
配信だと歌詞が読めないと思うので載せるね。恥ずいけど!
↓↓↓
『バンドマン』
僕らが描いていた10年後の未来
僕らが走ってた新しい道
昨日の様で懐かしい様で
今日また会えたね君の街で
音が染み込んだドアの向こう側
あのギターとマーシャルとシューゲイザー
小箱と呼ばれるこのステージがどれ程の夜を彩ったか
そんな美談も無いな
ただキラキラしているな
あれはメロコア ハードコア 何だっけ良いやもう
ロックとは音楽とは鳴り止まないもの
終われない忘れない君の歌もそう
くだらないつまらない籠の鳥も
火花の様に光って光って消える前
この世界を照らしたんだ
決意を伝えようとした朝にその人が眼を覚ますだろうか
孤独を感じてしまう夜は誰かと居た証じゃないだろうか
残されていく者は泣いて続けた者で
笑って去り行く者を
ただ見送って
苦味を飲み込んで
どこかで待つと願う自由
自由
不自由
自由
終われない忘れない君の歌もそう
くだらないつまらない籠の鳥も
火花の様に光って光って消える前
この世界を照らすのだろう
僕らが描いていく10年後の未来
僕らが走っていく新しい道
昨日の様に思えるのなら
今日また会おうね君の街で
いつかまた会おうね
『名前』
光 灯火 人は乞う人を映す明るみ
闇 香る風 上映中に触れていた右手
なんでもないけどその方が覚えていて
なんでもないのにその手は温かく
果てのない旅路で消えてしまわぬ様
名前を呼んでいくよ
暗くても答えてよ
その手を掴むから
風景やライブ ロック スポーツ 思春期 恋
埋まるタイムライン
何を観たかより誰と観たか
誰と居たか
なんでもないけどその方が楽しくて
なんでもないのにその日は笑っていた
光 灯火 人は乞う 人は恋う
輝くあの日々よ
些細な幸せよ
旅立つ友達よ
遠くても歌ってよ
その声を探すから
その手を掴むから