実は、電気炉を買ったのは去年の6月...なんですよ
シューズインクローゼットに仕舞い込んだまま仕事や家事育児の忙しさから、なかなか準備できず。1年以上も経ってました。
ちゃんと動くのだろうかと心配しつつ久しぶりの登場。
ペインターズキルンSV
まず、実際に使用する前に空焚きを2回します。
この時、離型剤を塗った棚板も一緒に焼成します。
ペインターズキルンSVを購入された方への参考になればと思いますので、ここからは空焚き前の準備と実際の空焚きについて書かせていただきます。
準備について付属のDVDでも解説しているのですが、私の経験をお伝えします。
まずは、棚板に離型剤を塗っていきます。
離型剤は電気炉の付属品の中にありますが、塗る用の刷毛は自分で用意する必要があります。
私が用意したのはダイソーの平ハケ6cmです。
「離型材1:水6」の割合で混ぜます。
棚板1枚につき離型剤約7g使用します。
ですので、離型剤7g:水42ml 用意しましょう。
しかしながら...これだと結構シャバシャバで塗っても塗っても離型剤が減らないので、少し水の量を減らしてドロっとするくらいがいいかもしれません。
離型剤塗り1回目。これ全然薄いです。ドライヤーでよく乾燥させて塗り2回目にいきます。
うっすら紫色になりましたね。ちなみに離型剤を塗るのは片面だけOKです。
結局、離型剤を4回重ね塗りしました。
説明書には棚板だけで良いと書いてあるのですが...
支柱にも離型剤を塗っておくと何かと便利だということがわかったので、急遽支柱にも離型剤を塗りました。
不安定な形状(筒状とか)を焼くときなど、支柱で白磁やガラスを直接固定すると安定するらしいです。
奥の山型の4本が支柱。
こちらは全面に塗りました。最後は一晩しっかり乾燥させます。
乾燥したら、やっとペインターズキルンSVの中へ...
説明書通りに2回の空焚きをすると真っ白に
棚板のどちらの面に離型剤を塗ったのか、わからなくなりそうで不安だったのですが離型剤を塗った面の方がより白く粉っぽくなっているので大丈夫です。
私の棚板は一部わずかに欠けているので、それも裏表の目印にしています。
次回は、実際に焼成して、ねらし時間の条件検証などしてみました。続きます