楽器の冬対策
この冬は11月末辺りまで暖かく、その後12月に入ってから急激に温度が下がると同時に湿度も低い状態が続いています。
その為、12月半ば位から寒さと低湿度によるトラブルが多くなっています。
割れ、キーの動きの不具合、タンポの変化等・・・・
多くの方が寒くなると楽器の吹き始めに冷たく冷えた楽器を急激に温めない様に気を使われていると思います。
ところが楽器が急に冷える事を意識されている方は余りいらっしゃらないのでは無いでしょうか?
練習後や暖かい部屋で保管されていた楽器を外に持ち出す際に何か対策はされていますか?
ケースもカバー一体型のセミハードやソフトケースを使われていらっしゃる方が増えました。
確かに軽くて便利だと思いますがケースの機密性を考えると決して有効とも言えません。
寒い外に持ち出した瞬間にケースの隙間(ファスナーの隙間もそうです)から冷たい乾燥した冷気が一気に入ってきて楽器を冷やしてしまいます。
そうすると楽器は急激な変化を余儀なくされてしまう訳です。
少しでも楽器への影響を少なくする為に何か対策を取って頂くと良いでしょう。
具体的にはケースごと別な鞄に入れる,または楽器自体を薄い袋に入れ(便利なのが雨の日に店舗などで使用する薄いビニールの使い捨て傘袋など)てケースにしまい少しでも温度と湿度を保ち、急激に入って来る冷気に直接当たらない様にするなどが有効です。
ケースとケースカバーが別体の場合はケース毎袋に入れてからケースカバーをかけるのも良いでしょう。
冷気に直接晒されて楽器に急激な温度変化が及ばない、または少しでも温度変化の時間を遅らせることが大切です。
まだまだ寒くて乾燥した時期が続きそうです。
人間の身体にも厳しい時期ですが、同時に楽器にも厳しい環境で有ると言う事をちょっと意識して頂ければと思います。
木管楽器工房Anchesは2月1日〜5日まで不在の為にお休みを頂いております。
お急ぎの調整やトラブルの方にはご迷惑をお掛けして申し訳ございません。