Ebクラ ジョイント修理
長い間休眠状態だったブログですが改めて日々の作業など、可能な限り書き込みをする様にしたいと思います。
重複する内容も出てくると思いますがお付合い下さい。
またご質問やお知りになりたい情報などありましたらご連絡いただければブログの記事にしてゆきたいと思いますのでお気軽にリクエスト下さい。
さて本日はEbクラリネットベルジョイント折れの修理です。
楽器店からの依頼品なので破損経緯などは分かりませんが破損状態を見るとベルを付けない状態で落としたかぶつけたかされたのでは無いでしょうか。

折れたジョイントを継ぐ際には部分的に接着などを試みても強度が保てないので残った部分を一旦切り落とします。
ジョイントの太さ、トーンホールやポストの位置/深さなどを確認し、ジョイントに掛かる負荷と強度を考えた上でどの位の深さまで継込みをするか判断します。
今回は一番下のトーンホールギリギリまでの深さまでとしました。
サイズに合わせた内径カッターで予定の深さまで削り込みます。
在庫の木材から木片を削りだし、しっかりと接着します。
内径は仕上げサイズより若干細めに削りだしておきます。
充分に接着出来たら内径テーパーリーマーで仕上げサイズまで削り込み、継目も滑らかになる様に仕上げます。
あとは外径を仕上げ、コルクを貼る溝を堀込みます。
今回は強度を保てる様に溝の深さを浅くし、ジョイント部の厚みが少しでも残る様にしました。
最後にコルクを貼って終了です。
今回はベルジョイントだったのでトーンホールなどに掛からない様に加工作業しましたがジョイントの種類/場所/希望強度などによってはトーンホールやポストの穴が干渉する場合があります。
その様な場合は更にトーンホールの再カットなどの作業が必要になります。



