コントラアルト修理 | 木管楽器工房Anchesのブログ

コントラアルト修理

現在某団体からの所蔵楽器を何点か行っており、その修理に必要なコントラアルト/コントラバス クラリネット純正パッド。

正規流通ルートから普通に買いました(笑

$木管楽器工房Anchesのブログ-コントラアルトパッド1



$木管楽器工房Anchesのブログ-コントラアルトパッド2


結構いい値段します。
定価購入ですからコントラアルト用が¥30135コントラバス用が¥32445でした。

作りは
$木管楽器工房Anchesのブログ-コントラアルトパッド3



$木管楽器工房Anchesのブログ-コントラアルトパッド4












正直良くありません。

画像で判る通り表は問題無く見えますが、サイドの張りが不十分で裏の留めも・・・・・・

おまけにサイズが若干大きめ。
これは革の厚み分か、革の引っぱりが充分で無い分なのか。
従ってカップに入れる時にキツくて押し込む状態になり、押し込みのせいで表面の革にたるみが生じてしまいそうになります。

更に厚過ぎる作り。



結局修理に使える品質で無く、かなりの割合でパッドを巻き直しました。
手巻きパッドはサイズもぴったしで、カップに適正に収めればトーンホールにも自然に合います。

高い純正品を買ったのに手巻きで作り直す手間と高い請求が増えただけ。
ま・・・・・それも作業の一部だと思う事にしましたが、不思議なのは工場でこのパッドを使ってるのか?
と言う事。
少なくても私の技術では適正に合わせる事は出来ないパッドでした。
取り外した古いパッドはサイズも厚さも適正でしたし、革の質も異なるので最近切り替えた物なのかもしれませんが。