今年最後の加工
ブログを開設してから工房住所の案内のみで記事がアップ出来ておらず、アクセスして頂いた皆様には済みませんでした。
いよいよ少しずつですが作業の様子をアップしていきたいと思います。
・・・・・・・・・と言っても既に年末29日。
今年の仕事納めは30日の予定ですが、本年最後となるで有ろう加工作業を本日しましたのでご紹介します。
以前にPIPERSの記事等にも何度か書いた木管楽器のジョイント折れ修理。
年末のこの時期にも依頼がありました。
今回はファゴットのテナージョイント折れ

一番ジョイント折れ修理では多いパターンかと思います。
今回作業のMoosmannのジョイント部には金属インナーが入っています。
このメーカーでは補強の為にこうしている様ですが、今年はこれで2本目。
わざわざ補強インナーが入ってるのに折れるのは何故か??
想像では補強が入っていてもその補強と木部の密着が完全で無い場合や補強されている脇の部分に力が逃げてしまい、そこに負担がかかるのでは。
実際、今回の折れも補強金属インナーの直ぐ脇の部分で折れて、金属チューブから抜けています。
試しに残った部分の金属インナーの外側の木部を切ってみると簡単に金属インナーから剥がれました。
そう言えば以前にはバスクラのジョイント折れ修理で入って来た楽器もジョイント部が金属補強されて居たのですが、補強部分がそのまま剥がれてしまった例も有ります。
補強金属自体はしっかりしているのですが、取り付け面を見ると接着剤の跡が部分的に見え、楽器本体への固定が充分で無かったのかと思えました。
この状態では折角金属補強をしても薄い木部にただ乗っかってるだけで、補強としての役割を充分に果たして無かったのでは無いでしょうか。
反って補強金属の厚み分、木部が薄くなり強度が足りなくなっていたのでは無いかと想像できます。
大型の楽器の場合は倒してしまった時の衝撃等でジョイント部に負荷が掛かり、折れてしまう事があります。
これは楽器が倒れた時に床に当たった部分の先に重量が有るので、この部分を支点として力が掛かってしまい、それがジョイント部だと折れに繋がるのです。
ですから、特にスタンド等に立てる場合は充分注意される事をお薦めします。
不幸にも折れてしまった場合は内径を彫り込んで、新しい木を接いで修復してやるしかありません。
と、無事に作業を済ませました。
一晩置いて、明日確認の上発送です。
年末年始、楽器をお使いの方もいらっしゃると思います。
何事も無く、楽しい楽器ライフを過ごされます様に。
木管楽器工房Ancheは12/31~1/3迄休みの予定にしております。
とは言っても楽器のトラブルは何時起きるか判りません。
今の所遠方への外出予定はありませんので、どうしても急なトラブルでお困りの方は念の為にご連絡下さい。
ご連絡が無い事を祈っておりますが・・・・w
いよいよ少しずつですが作業の様子をアップしていきたいと思います。
・・・・・・・・・と言っても既に年末29日。
今年の仕事納めは30日の予定ですが、本年最後となるで有ろう加工作業を本日しましたのでご紹介します。
以前にPIPERSの記事等にも何度か書いた木管楽器のジョイント折れ修理。
年末のこの時期にも依頼がありました。
今回はファゴットのテナージョイント折れ

一番ジョイント折れ修理では多いパターンかと思います。
今回作業のMoosmannのジョイント部には金属インナーが入っています。
このメーカーでは補強の為にこうしている様ですが、今年はこれで2本目。
わざわざ補強インナーが入ってるのに折れるのは何故か??
想像では補強が入っていてもその補強と木部の密着が完全で無い場合や補強されている脇の部分に力が逃げてしまい、そこに負担がかかるのでは。
実際、今回の折れも補強金属インナーの直ぐ脇の部分で折れて、金属チューブから抜けています。
試しに残った部分の金属インナーの外側の木部を切ってみると簡単に金属インナーから剥がれました。
そう言えば以前にはバスクラのジョイント折れ修理で入って来た楽器もジョイント部が金属補強されて居たのですが、補強部分がそのまま剥がれてしまった例も有ります。
補強金属自体はしっかりしているのですが、取り付け面を見ると接着剤の跡が部分的に見え、楽器本体への固定が充分で無かったのかと思えました。
この状態では折角金属補強をしても薄い木部にただ乗っかってるだけで、補強としての役割を充分に果たして無かったのでは無いでしょうか。
反って補強金属の厚み分、木部が薄くなり強度が足りなくなっていたのでは無いかと想像できます。
大型の楽器の場合は倒してしまった時の衝撃等でジョイント部に負荷が掛かり、折れてしまう事があります。
これは楽器が倒れた時に床に当たった部分の先に重量が有るので、この部分を支点として力が掛かってしまい、それがジョイント部だと折れに繋がるのです。
ですから、特にスタンド等に立てる場合は充分注意される事をお薦めします。
不幸にも折れてしまった場合は内径を彫り込んで、新しい木を接いで修復してやるしかありません。
と、無事に作業を済ませました。
一晩置いて、明日確認の上発送です。
年末年始、楽器をお使いの方もいらっしゃると思います。
何事も無く、楽しい楽器ライフを過ごされます様に。
木管楽器工房Ancheは12/31~1/3迄休みの予定にしております。
とは言っても楽器のトラブルは何時起きるか判りません。
今の所遠方への外出予定はありませんので、どうしても急なトラブルでお困りの方は念の為にご連絡下さい。
ご連絡が無い事を祈っておりますが・・・・w




