お正月親戚のおばあさまが94歳で亡くなりました。
御通夜に私は行けなかったのですが、
お葬式には参加させて頂きました。
御通夜に行った人にはおばあさまが執筆された
書物が読んでくださる方へと配られました。
私が知っているのは背筋をしゃんと伸ばした
元気な頃の御姿で
ロマンスグレーのヘアースタイルが上品なとても
知的で素敵な方でした。
この表紙の水墨画もご本人が描かれたものだと聞き
驚きました。
中身の挿絵の水墨画も全部
おばあさまが描かれたもので、
ずっと万葉集を習い、読み解き、
絵も描いていらっしゃったそうです。
余生は毎日好きなことをして暮らして幸せだったという
お話を聞き、なんて素晴らしいのだろうと思いました。
何歳になっても知的好奇心を忘れず、
学ぶことの大切さを再認識しました。
本の中身はとても難しいのですが
頑張って読み進めていきたいと思います。
好きなことをして心穏やかに幸せに暮らすことって
素晴らしいです、
4年間は病院に入っていたそうですが、
病院の中でもとても穏やかに過ごされていたそうです。
最期のお別れに見せて頂いたお花に囲まれて
安らかに眠るお顔は優しいお顔でした。
お手本にしたい方が私の
周りにいるということは本当に幸せなことだと思いました。
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