カート比較（ラージサイズ）

愛犬とのお出かけに便利なカートですが、今回は多頭飼いにもオススメのラージサイズのカートについて弊社代表の山本に聞いてみました。

今回比較するのは、アンベルソの看板犬たちの愛車である『ピッコロカーネ：タント2』と『エアバギー：ドーム3 ラージ』の2台です。

左：ピッコロカーネ：タント2 　　右：エアバギー：ドーム3 ラージ【日傘はオプション品】

カート比較：ラージサイズ｜犬のベッド：アンベルソ — 右：ピッコロカーネ：タント2 【バッグは付属品】
左：エアバギー：ドーム3 ラージ【ドリンクホルダーは付属品、バッグはオプション品】

コットの広さについて違いはありますか？

山本：
様々な違いがありますが、ニーズに合わせて選ぶのが一番です。コットの広さを求めるならば『ピッコロカーネ：タント2』です。縦横だけでなく高さも十分な深さがありますので、急停止しても愛犬がコットから落下することがありません。

ピッコロカーネ：タント2 の方が、縦横深さともに大きく設計されています。3頭入るとこんな感じで、ピッコロカーネ：タント2 の方がスペースに余裕があります。深さについても画像で違いをご確認いただけると思います。

耐荷重比較

ピッコロカーネ：タント2：耐荷重量 40kg
エアバギー：ドーム3 ラージ：耐荷重量 20kg

とピッコロカーネ：タント2 の方が優れていますが、どちらも小型犬であれば3頭のっても大丈夫です。中型犬の多頭飼いの場合はピッコロカーネ：タント2 の方が安心かもしれません。

コットの奥行（内寸）比較

ピッコロカーネ：タント2：約71cm
エアバギー：ドーム3 ラージ：約67cm

とピッコロカーネ：タント2 の方が広いです。4cmの差は少なく感じますが、実際に使用すると4cmの差はとても大きいです。

コットの横幅（内寸）比較

ピッコロカーネ：タント2：約35cm
エアバギー：ドーム3 ラージ：約32.5cm

とこちらもピッコロカーネ：タント2 の方が広いです。2.5cmの差でも実際に使用するとこの差は大きいです。

コットの深さ（内寸）比較

ピッコロカーネ：タント2：約28cm
エアバギー：ドーム3 ラージ：約21cm

ピッコロカーネ：タント2 の方が圧倒的に深く設計されており、中型犬でも使える深さです。コット内にはリードフックが付いているものの、コットが深い方がカートの急停止や段差に当たったときにペットが落下する可能性がが少なく安全です。リードフックを付けていると落下した際にペットが宙づりになる可能性があり気を付ける必要があります。

操縦性はどうですか？

山本：
4輪である『ピッコロカーネ：タント2』の方が安定性のある操縦が可能です。タイヤはエア式ではないため、エアバギーよりがガタつきがあるイメージがありますが、後輪にサスペンションがついているため、ガタ付きは抑えられるように設計されています。

段差や高低差のある道ではエアバギーの方が走行しやすいです。

あと、泥道を走行した場合、タイヤの溝が深いエアバギーは溝に砂がたくさん付着し、車に積むと車内が泥だらけになりやすいので防水シートを用意しておいた方がいいです。『ピッコロカーネ：タント2』の方はタイヤの溝がほとんどないのでウェットティッシュで泥を簡単に落とせます。

エアバギー：ドーム3 ラージは、タイヤの空気が抜けたときに空気を入れる必要があります。使用する前に空圧をチェックする必要があります。

タイヤのサイズは、ピッコロカーネ：タント2 のほうが圧倒的に大きいです。前後に安定して操縦できる大きな4輪は耐荷重も優れています。

ルーフの使い勝手はどうですか？

山本：
どちらもルーフは半開きにできます。エアバギーはルーフをワンタッチでロックして閉められるところが便利です。ワンタッチでロックは前側と後ろ側のルーフの両方についていますので、素早くどちらかのルーフを開閉できます。

『ピッコロカーネ：タント2』はルーフをファスナーで閉めなければいけないので面倒な時もあります。ファスナーが壊れたらルーフを閉められなくなるリスクがあるところは注意が必要です。

コットをフレームに着脱する方法は違いますか？

山本：
慣れにもよりますが『ピッコロカーネ：タント2』の方はフレームの両端にある取付穴にコットを差し込むだけで素早く簡単にコットをフレームに取付けられます。取り外しも簡単です。

エアバギーの方は、フレームにコットの後のフックをひっかけてからコット前のロックを固定する必要があり、慣れるまではコットをフレームの適切な部分に乗せられないことがあります。

あと、エアバギーのコットの底面には5cmほどの高さの4つ脚が付いています。地面に置いた際にコットの底面が汚れにくいですが、コットを地面に置くことが少ない方には必要ないですね。車内のシート上にエアバギーのコットを置くとこの四つ脚がシートに食い込んでシートに跡がついてしまいますのでブランケット等の上にコットを置いた方がいいです。

コット下の収納はどうですか？

山本：
エアバギーの方が使いやすいです。『ピッコロカーネ：タント2』は収納部のファスナーを開かないといけないので、物の出し入れが面倒なときがあります。入れたものがこぼれ落ちる心配はありませんので、ニーズによってはこちらが好みの方もいるかもしれません。

エアバギーの方は上から物を放り込めるイメージです。いっぱい入れすぎると零れ落ちる心配はあります。

使わない時の収納方法については違いはありますか？

山本：
エアバギーは直立させて保管できますが、『ピッコロカーネ：タント2』は自立しません。

まとめ

価格については、ピッコロカーネ：タント2 が69,300円、エアバギー：ドーム3 ラージが71,500円とほぼ同じ価格となっています。どちらにも良さがあり、やはりニーズに応じてお選びいただくのが一番ですね。

どちらのカートにも「キャリー用ロイヤルベッドMサイズ」がフィットします！エアバギーには別売りオプションでマットがありますが、タオルを引いているのとほぼ同じで体圧分散性が全くありません。もしカート内でも快適に過ごすにはキャリー用ロイヤルベッドをお試しください。

エアバギー：DOME3のレギュラーとラージサイズはコットの横幅がほとんど同じです。レギュラーはコットの全長が短いのでキャリー用ロイヤルベッドの角が少し当たりますが押し込んでフィットさせることが出来ます。キャリー用ロイヤルベッドは専用カバーを装着することでより衛生的に維持できます。もちろんベッドもカバーも洗えます。その他メーカーのカートにフィットするかはキャリー用ロイヤルベッドの寸法をご確認ください。

キャリー用ロイヤルベッドのサイズ

S 横幅25cm x 奥行39cm x 高さ3.5cm
M 横幅29cm x 奥行47cm x 高さ4.5cm

キャリー用ロイヤルベッド

ANBERSO®最上級のロイヤルベッドにハードキャリー用が新登場！キャリーでの移動やお家でハウスとしての利用がこれまで以上に快適に。

機能性や品質にこだわった、ANBERSO®が誇る最高クラスの日本製ベッドです。

キャリー内での快適さを追求しました。

優れた体圧分散

ダブルクッション構造（2層クッション）を採用しています。一般的に普及しているシングルクッション（1層クッション）のベッドよりも体に優しい寝心地を実現します。体重を分散して支えるため、体への負担が少なくなります。

滑りが少なく圧倒的な安定感

キャリー内の形状に合わせたフォルム、ならびに、超すべり止め素材を採用することで、ツルツルと滑りやすいキャリーの床でも、ベッドが滑ってズレることが少ない設計となっています。車での移動の際、加速・減速・カーブで発生するGに対してもベッドが滑らず安定しているため、ペットへの負担が少なく快適に過ごせます。

不快な振動音は最小限

一般的な高反発クッションはベッドの上で動くと、バリバリという特有の振動音が発生しますが、振動音が少ない高反発クッションを採用しています。また、消音効果の高いウレタンフォームをクッション層に組み入れているため、不快な振動音をカットするようになっています。音に対して敏感なペットも安心してご利用いただけます。

簡単に洗えて乾きも早い

クッションを取り出して洗えます。長年にわたって清潔に維持しやすく、お手入れ簡単なベッドです。汚れや匂いが吸収しにくい3次元ファイバースプリングはシャワーで洗って、振って水を切ってから、風通しの良い場所で1時間程（*1）で乾きます。無膜ウレタンフォームは洗濯機で洗って脱水してから、風通しの良い場所でハンガークリップに吊り下げて3～4時間程（*2）で乾きます。洗ってもヘタリや型崩れがありません。

※1　Mサイズの3次元ファイバースプリングをシャワーで洗った後、しっかり水を切ってから室温22℃で乾かした場合の目安。
※2　Mサイズの無膜ウレタンフォームを洗濯機で脱水後、室温22℃で乾かした場合の目安。

防水ベッドカバーでさらにお手入れ簡単

汚れる頻度が高い場合は、防水ベッドカバーをご利用いただくことでベッド本体が汚れることがなくなり、お手入れが一層楽になります。水分は弾かずに拡散させて吸水します。速乾性にも優れています。細菌の増殖を抑制する制菌加工を施した素材を使用しているため、衛生的で仔犬や老犬にも安心です。防水ベッドカバーはBOXタイプとなっており装着が簡単です。

カバーを着せ替えていつも新鮮

一年中使えるオールシーズン用（現在4種類）、冬用、夏用の季節に合わせた替えベッドカバーを発売予定です（別売）。

安定した高品質

細部にわたって品質を維持するために、アンベルソ®が設計し、国内の寝具工場で製造しています。また、クッション材、生地等すべてにおいて日本で製造された高品質な日本製のものを使用しています。

価格

S 9,800円（税込10,780円）
M 11,500円（税込12,650円）