父の口癖は「夢を持ちなさい」

私は両親を一番尊敬しています。人生観は父の影響を強く受けています。
私が小学生の頃から、ずっと言われ続けていた言葉があります。


父の口癖は「夢を持ちなさい」


父の言葉通りに夢を描いたけれど、難しかった。たとえば、子供の頃の夢は漫画家になるでした。でも、才能がある人はたくさんいる。私よりも漫画が上手いのに、デビューできずにいる人が身近にいました。現実の厳しさを知って諦める。そうやって、夢は次々破れていきます。

夢を描いても無理だってわかってる。「お父さんは夢、夢って言うけど、夢なんてそう簡単には持てないよ」と焦ってしまう。結局、父のアドバイスに耳を傾けながらも、OLになって結婚して、平凡な主婦になりました。

結婚してから数十年。今、主婦をしながらもSOHOの仕事をしています。頑張らなきゃお仕事はもらえない。自分で営業をして、スキルを高めてと、成功しても失敗してもすべて自分の責任です。

でも、やっと夢が叶った想いです。
自分の好きなこと、得意なことを仕事にできる。今はやりがいのある毎日を送っています。そして、専業主婦でも頑張れば仕事ができることを、多くの人に知って欲しくて、地道な活動をしています。

自分ひとりの夢ではなくて、多くの人に夢をもってもらい、実現の手助けをすること。
これが父の言っていた夢を持つことなのだなと、やっとわかりました。
父に深く感謝しています。

ありがとう！お父さん。


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