息子の出産を機に、お産について話を聞いたり勉強することが大好きになりました。
アーユルヴェーダでも、心と体が健やかな子どもを産み育てることをとても大切にしています。
この世界を平和で、素晴らしいものにしていくのも、子どもをどんなふうに産み育てていくかにかかっています。
それは実際に出産している、していないは関係なく、みんなに関わることです。
すれ違う子どもに微笑みかけたり
知人や親戚の子どもを抱っこしたり一緒に遊んだり
子育て中の方の仕事をフォローしたり
そういったこと全てが、みんなで子どもを育てていることで
私たちみんな実は子育て中なのです（笑）
今のお産の現場では、
産院、産科医がどんどん減り、集約化されることで、マニュアル化、効率化せざるおえない状況です。
命を守ることは大切だけど、お産はそれに加えて心もとても大切で、心を置いてきぼりにしたお産が増えることはお母さん、子ども双方にとって良くない結果を産みます。
「今は」富山で自宅出産をされている助産院があります。
でも、それが本当に最後の砦だと私は想っています。
それも、向かい風のなかでやっておられるのがわかるから、私は心から応援したいのです。
出産前に、いただき繕さんたちとコラボした「命をはぐくむワンデイリトリート」では
「命そのものを信頼する」
ということがテーマでした。
妊娠中も、お産のときも、育児のときも、日々の生活でも、本当にこれに尽きるなぁと感じています。
私は助産師でも、産科医でもないけれと
今ある知識や能力で「命そのものを信頼する」ひとたちを増やしたい。
今起きている問題のほとんどの根本はここにあるのではないかと感じています。
いつか妊娠、出産したいなぁという方
お腹に輝く光を宿している妊婦さん
慢性疲労の子育て中の方
そして更年期にかけての症状に悩んでいる方
のサポートになりたい。
自分ひとりでできることは限られているので
いかに周りを巻き込むか
そして、重たくなりがちなヨガの本質を
楽しく日々の生活に取り入れることができるように
息子を育てながら、どんな形で実現していくかが、２０２０年の私のチャレンジの１つです。