第9話にしてようやく響=芦田愛菜ちゃんが

こじれたワケが判明

 

●こじれる(拗れる)出典:コトバンク

人に従わないで、不平らしく強情をはる様子

すねている。ひねくれている。

 

 

■5年前の出来事♥

バイオリン奏者として世界的マエストロのパパ

俊平=西島秀俊さんとの共演を夢見ていた娘響

 

でも実力で自分より勝るライバルがめっちゃいる

指揮者の娘だからと妬(ねた)まれながら悩み

自分のスキルとのギャップを埋めるべく猛努力

 

その娘の姿に水をさす空気読めないママ

=石田ゆり子さん

楽しそうじゃないとかなんとか

 

このママがいかにも視聴者の反感を買うけど

むしろこういう娘のキモチがわからない

ダメな親が逆にリアルかも・・・

 

でも努力の甲斐あってコンテストの準決勝で

会心の演奏をして笑顔の響とパパママ

 

 

ところがパパにその演奏のダメ出しと

アドバイスをされる

「あそこを修正すればファイナルでもっと

いい演奏できるよ、がんばって!」

 

せっかく励まされたのにウソのように

その励ましで豹変する響

 

パパは何もわかってない

もっといい演奏なんて出来ないんだよ

今のが私の最高だったんだよ

もうがんばれないんだよ・・・

 

ファイナルを前に響は逃げ出して事故にあう

 

「パパにはもう会いたくない

音楽はもうやらない

パパに私のキモチは一生わからない!」

 

「パパのせいだよ、パパのせいで私

音楽が嫌いになったんだよ!」

 

その日パパは指揮者をやめたの・・・

私のせいで

 

 

■ピンと来ない=響かない♥

やっと9話で種明かし

=なんで響がこじれたのか

 

の説明の回でしたけど

たぶん視聴者ほぼみんなピンと来てない

私も首を傾げた

 

 

やっと努力の甲斐あって

念願のパパとの共演に一歩近づいた

決勝の一つ手前までたどり着いて

パパやママにも祝福された

なのに会心の演奏に少しダメ出しされたとたん

 

緊張の糸が切れて崩れ落ちるかのように

逃げ出した?

凡人にはわからないエリートならではの苦悩

ってYahoo!テレビに書いてる

数少ない「理解者」もいたけど

 

あのアドバイスで崩れ落ちるって

どんだけプライド高いんやっちゅう話?

 

フツウの人の感覚ならまず

リスペクトしてる偉大なマエストロパパの

助言に念願のファイナルまでこぎつけた

時に反発したりしない!

 

 

ファイナルで一位になるっていう

めっちゃ高いモチベで続ける

フツウなら逃げ出さない

「音楽はもうやらない」とまでならない

 

だってあともう一息だし

リアリティがなくてピンと来ない

あんなスイッチが入るほどのきっかけになる

言葉だったっていう説得力がない

 

 

たとえば会心の演奏だったのに結果「敗退」♥

そこでパパから同じダメ出しをされてたら挫折感

絶望感に打ちひしがれてああなってたかも

知れないけど・・・

ファイナルが控えてるのに

あの励ましで逆のスイッチ入るん???

 

 

まるで反発

つまりパパに対するリスペクトがないって

見えてしまう

 

自分は会心の出来だと思ったのに

パパにダメ出しされて気を悪くした=すねた

もともとこういうコだったんかいって印象

もともとこじらせ女子だった

 

 

ここに視聴者の心に響かない=感動しない

共感しないワケがある

 

響のキモチがわかる

とかいう人がいるとしたら同じタイプの人

 

 

私のせいでパパが音楽をやめてって

わかってるくせに本音の方が口に出る

「パパのせいで音楽が嫌いになったんだよ」

 

ってナダル・アンビリバボー

お笑い芸人ナダルさんが人のせいにする

のとまったくおんなじ

ナダルさんと同じタイプ

 

自分第一なんでパパの心をエグるような

バリくそ人を傷つけるようなことを

つい言っちゃった・・・

 

 

■脚本家の人柄が投影♥

登場人物=ママや響に脚本家のひとりよがりで

空気が読めない人柄が投影されてる

 

自己主張が激し過ぎて登場人物の人柄が

書いてる自分自身の主張になっちゃってる?

 

 

「あの人は?」

 

いちいちパパのことをこう言う娘

猛烈に耳障りで聞いててうんざりしてくる

しつこい脚本家

 

 

ドラマにリアリティはないけど

脚本家の人柄をリアルに表現してる

作り話っていう皮肉

 

 

■俊平パパ♥娘響

娘の響へ何通も手紙を書いていた

それを今も大事に取っといて読み返す娘

 

でもなんで5年も会いに来なかった?

おかしくね?

元々娘への愛情が厚いパパだった

 

なのにあの娘の一言がパパにはショックで

めちゃめちゃ重い責任と罪悪感を感じて

指揮者をやめたいいパパ

 

 

娘を気遣ってあえて5年も距離を置いて

手紙だけ送り続けたのかも・・・

 

クソみたいな脚本✕・・・言い過ぎ

イマイチな脚本でしっくり来ない

響っていうこじらせ女子に共感しない

 

・・・なんていう残念な筋書だけど

それを凌駕する西島さんと愛菜ちゃんの演技

2人の演技がそのマイナス100を

吹き飛ばして涙ぽろぽろ。。。

 

 

音楽のチカラって偉大ですね

BGMもそうだけど晴見フィルの演奏

聞いてるだけでとっちらかった物語とか

みんないつ仕事してんの?って疑問も忘れる

 

 

俊平は悪くない

なのにこじらせ娘をいっさい責めない

自分が悪いってあやまる

 

響もやっとあやまった

自分のせいでパパにマエストロを

やめさせたってわかってるくせに

こじらせで「あの人」のせいにしてきた

 

5年がかりでようやくかよっ・・・

 

リアルならそういう女子の性根は

そう簡単には変わらないけど

それを凌駕してリアルにいい人の2人が

期待にたがわぬ名演技で

 

マイナス100の脚本を吹き飛ばしました♡