放送中の日曜21時のTBSドラマ

「さよならマエストロ

~父と私のアパッシオナート~」❤

ドラマと言えばTBS

それも大作、豪華キャストって言えば

日曜21時のこの枠

 

過去に「半沢直樹」「VIVANT」とか

放送した枠

 

そこで私が好きな俳優さん

「真犯人フラグ」の西島秀俊さんと

「最高の教師」の芦田愛菜ちゃんが父娘共演

 

 

1/28放送で第3話ですけど

ロケ地は静岡県富士市

地元民からしたら珍しくない富士山の光景

都内から見えるとついついスマホで撮っちゃう

 

これも地元民におなじみのロゼシアター♡

 

 

家族も音楽も失った元天才指揮の父親と

父を拒絶し音楽を嫌う娘が親子の絆と人生を

再生させていく... 

アパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマ

 

めっちゃ楽しみにしてたドラマ

 

■父を拒絶する娘♥

核になるのは父娘関係

国際的指揮者=マエストロだった父

どうやら過去に家庭をないがしろにしてきた

父にエグい嫌悪感を抱いて拒絶する娘

 

その父娘関係を修復しようと

母はウソをついて家を出て、

 

娘とその弟のいる家に父を呼び戻して

自分抜きの父娘息子3人の同居生活を

スタートさせて陰で見守る

 

 

娘の響(ひびき)=愛菜ちゃんはドラマの舞台

架空の町晴見市の市役所勤務で、

 

父との断絶を機に海外生活の過去までやってた

バイオリンからも離れて、

父親の夏目=西島さんが協力を依頼された

市民オーケストラの活動にも参加してないけど

 

オケの練習場になってる市民会館(ロゼシアター)

の勤務になってオケに関わるように・・・

 

 

■劇団舞台俳優的ノリ♥違和感

 

まず違和感を感じたのは大御所の西田敏行さん

カラオケカフェを経営してるおじいさん

この人が世界的なマエストロの西島さんに

対してエグい上からものを言うんでキャパい

 

孫の森君=宮沢氷魚さんがオケに参加してるんで

オケの練習後みんながこのうたカフェに

集まって飲んだり歌ったり♡

 

 

この時のノリがまるでひと昔前の

下北沢とかの小劇団の舞台俳優の集まり

 

ミュージカルみたいにみんなで歌い出すとか

出演者=劇団員が

歌ってる人たちだけで気持ちよくなってる

みたいな独得のノリが

 

オタクの集まりにも似ててめっちゃキツい。。。

 

 

西田さんはまるで劇団の団長的大御所俳優

そのおじいちゃんが歌い出すだけで

まだ第3話だけどもうすでにしんどくって

歌カフェのシーンをスキップしたくなる

 

 

普段はおのおの仕事を持ってる一般市民の

オケなのに、オケの活動しか基本ドラマで

描かれないんで余計現実味がなくて違和感。。。

 

 

■不協和音♥シンデレラ的キャラ

そういう市民オケにちょっとレベちな

羽野蓮くん=チェロ担当が

マエストロ夏目に声をかけられて参加

 

この蓮くんが今まで参加してなかったのは

レベルの低い市民オケだからで、

世界的なマエストロの参加がきっかけ

 

 

トランペットの森君=宮沢さんのピッチが

悪いとか内村さんのティンパニーが✕とか、

キビい指摘を練習中にして空気が重くなる

 

マンガとかでよく言う絶対音感の人が

何かの物音が不協和音でキモチ悪いって感じる

みたいな感じはわかりますけど

 

 

それなりの水準で楽しくやってきたオケに

急に空気を乱す存在が現れた・・・不協和音

「シンデレラ」で言う意地悪なお姉さんたち

 

イヤなヤツの役・・・

こういうの女子の漫画家とかが書きたがる

主役のヒロインが王子の子を産めって突然

呼ばれて元カノ的令嬢に嫌がらせされる

 

みたいなベッタベタのマンガがよく

ゲームの合間のピッコマのCM動画で出てくる

シンデレラストーリー的妄想願望変態漫画

 

 

■むしろ脚本に不協和音♥

 

不協和音=耳障りが悪い

市民オケに不協和音っていう状況を

マエストロの提案で解決する展開

 

でもそれと別にこのマエストロパパが

娘の響に話しかける時の口調に違和感・・・

 

「パパは気になってる

響が今ちゃんと幸せかどうか」

 

 

こういう語尾、セリフの端々にいかにも

リアリティのなさを感じる

 

マンガで驚いたときに出る

「なっ・・・・」

って表現、すっかり漫画家さんたちの中では

ステレオタイプ

 

「なっ・・・」なんて言う人

現実社会にはいない

 

 

こういうのを見聞きすると

漫画家さんとか脚本家さんとかって

若いうちから妄想して創作するんで

 

現実社会で人と満足にコミュニケーションを

とった経験がないからセリフが不自然になる

って頭に思い浮かんじゃう

 

こういう不自然な話し言葉はたいてい

女性脚本家、どうせ女性脚本家だろって

偏見でエンドロール見てみると

ほらやっぱり。。。!

 

邦画で

村上虹郎くん主演の「2つ目の窓」とか

松たか子さん主演の「夢売るふたり」とか

 

なんかいかにも文学的で小難しい言葉遣いに

エグい耳障りを感じるときって

決まって女性監督だったりして

 

女子の悪いとこが脚本に出ちゃってる感じ

 

 

ドクターXの中園ミホさんみたいな

才能あふれる脚本家さんとは大違い・・・

 

 

小劇団的なウザいノリとか

こういうセリフの違和感がキモチ悪くて

せっかくTBSの日曜劇場枠で

好きな俳優さん2人の共演なのに・・・

 

残念。。。

 

 

■響♥愛菜ちゃん

 

たぶん今まで父親らしいことを何ひとつ

してこなかったパパを決定的に嫌いになる

何かがドイツかどっかに住んでた時にあって

 

以来好きだったバイオリンもやめる

 

 

それほどのことがあるかどうか・・・

バイオリンすらやめちゃうほどのこと?

想像もつかないけど

 

響のパパのこと嫌いかげんがエグい

まだ若いんで大人げなくても無理ないけど

その様子がなんだかイヤなコ

 

性格が悪い女子に見えちゃう

 

 

愛菜ちゃんが実際はいい子に違いないって

わかってるつもりでドラマを見てるんで

そこまで嫌悪感はないけど

 

逆にそういう脚本を書く脚本家に嫌悪感

いい歳(wikiによると46歳)こいて

社会でのコミュニケーションをろくに

経験してないくせに妄想で物語を描いてる

 

って勝手に想像させてしまうような

印象を受ける脚本にむしろ不満。。。

 

 

クワバタオハラのくわばたさんが

ドラマのキスシーンが好きで

キスしそうなときに電話とかかかってきて

結局キスしないみたいな演出腹立つ

 

脚本家誰やっちゃうねん!って怒って

ついつい脚本家を見ちゃうって言ってて

めっちゃ共感して笑えましたけど

 

 

西島さん演じるパパは世界的マエストロで

激高なんかけっしてしないような

穏やかな人柄

 

そんなパパに対してあんだけ嫌悪感出して

拒絶する娘って・・・リアリティがない♡