ニードフル・シングス

９１年に発刊されたスティーヴン・キングさん

原作の、９３年公開映画

「ニードフル・シングス（Needful Things）」

タイトルのイミは「必要なもの」

Yahoo!映画の解説文(allcinema ONLINE)には

「心の底から欲しい物」

って表現が出てたんですけど、

ストレートに「欲しい」っていうニュアンスの

言葉は「want」だし、「欲しくてたまらない物」

＝「死ぬほど欲しい物」っていうと

「Dying things」って感じですので、

「Needful」＝「必要な」ってところがミソです

この「ニードフル・シングス」は

作中の古物屋さんのお店の名前でもあって、
そこへ行くと町の人それぞれにとって
めっちゃ欲しいゆかりのある品物が売ってる

値段は本人がふさわしいと思う額、
それとあわせて店主の頼みごとを聞く

＝ささやかなイタズラをすること。。。

●舞台はキングさんの作品でときどき出てくる
メイン州の架空の田舎町キャッスルロック

(「デッドゾーン」や「スタンド・バイ・ミー」

にも登場）

　キングさんご自身はメイン州最大の都市

　ポートランド出身、そのせいか小さな田舎町を

　舞台にした物語がお好きなよう

そこに新しいお店が出来た

都会的な老紳士ガーント(マックス・フォン・

シドーさん)が開いた古道具屋さんで

お店の名前は「ニードフル・シングス」

すぐそばのカフェレストラン

「ドット（ＴＨＥ　ＤＯＴ）」で働くのは

マイラ、ポリー、ネティーの熟女トリオ

そこを行きつけにしてる保安官の

アラン(エド・ハリスさん)は

ポリー(ボニー・ベデリアさん)がお目当て

　ちなみにボニー・ベデリアさん、

　「ダイ・ハード」シリーズで

　マクレーン刑事＝ブルース・ウィリスさんの

　奥さん役だった女優さん

アランはいかにも都会から来た感じの保安官

ですけどワケあって田舎町へ移って来て
いいお歳をして行きつけのお店の店員さん

ポリーに指輪を贈ってプロポーズ(｡◕‿◕)ﾉﾞ❤

翌日ＯＰＥＮした「ニードフル・シングス」を

最初に訪れたのはブライアン少年で、

欲しい物を聞かれて答えたのが

「ミッキー・マントル」の野球カード

１枚数百ドルもする希少品というのに

ガーントは探してみようなんてちょっとはずすと

まもなく現れて、

しかも「ブライアンへ」なんてメッセージまで

ついたものを出してみせる

ブライアンがカードに触れると電流が走った様に

ビリっときて魔法にでもかかったかのように

マントル選手のプレイシーンが頭の中に浮かぶ

ところがブライアンのお財布には

９５セントしかない・・・

そこでガーントが提案

　「残りの半分は行動で払ってほしい

　イタズラをしてくれ、ほんの悪ふざけだ

　犯人が君だとは誰も思わない」

●警察署に“バスター”キートンがやって来て

自分の車に駐車違反キップを切った

副保安官ノリスと言い争い

キートンは町の行政委員長を務める

高級ヨット販売会社の経営者

キートンとノリスは犬猿の仲で

プロポーズしたてのアラン保安官が仲裁

お相手のポリーは同僚のネティーに手作りの

アップルパイを持たせて

開店祝いとして「ニードフル・シングス」の

ガーントに届けさせる

ネティーは未亡人で独身

愛犬のレイダー（Ｒａｉｄｅｒ＝襲撃者）を溺愛

天然キャラで危なっかしい女子

「ニードフル・シングス」はぼちぼちお客さんで

賑わい、ネティーが入ると彼女の天敵ともいえる

存在のウィルマがご主人といて

吠えるレイダーの生皮をはがしてやるって

即ケンカ腰

何も買わずにお店を出たウィルマ

いっぽうのネティーは昔自分が持ってて壊した

石膏のちいちゃな人形とおんなじ物が

あることに気づく

彼女の夫は７年前に死んでいて、

ガーントはなぜか

「ご主人の喉を刺したのはあなたじゃない」

って知ってるかのように・・・

彼女がそれに触れるとブライアンのときのように

映像がアタマに浮かんで夫からＤＶを受けた過去

人形を壊したときの記憶がよみがえる・・・

ガーントは“バスター”キートンの話を

なぜか彼女に始めて

　「彼をお行儀よくさせるためには

　お仕置きが必要、イタズラは快感ですよ

　犯人はあなただとバレない」

ってブライアンのときと同じようにネティーに

キートンへのイタズラをそそのかす・・・

●ブライアンはガーントに言われたとおり

ウィルマへのイタズラを実行に移します

彼女の飼ってる七面鳥のフンと泥を混ぜて

彼女が干してる洗濯物になすりつける。。。

アラン保安官がガーントのお店を訪れると

ポリーのアップルパイを勧めて

「あなたのフィアンセからもらった」って

誰も知らないはずのことをなぜかお見通し。。。

アラン保安官は以前ピッツバーグにいて、

続発する凶悪犯罪にイヤ気がさして

ヒトを殴って殺した・・・

逃げてきたのさ・・・

ってなぜか人に言えないようなことを

ガーントに話してしまう保安官。。。

●カトリック教会のミーハン神父のところに

カジノパーティーのことで神父を

罵（ののし）るような手紙が届く

　“バプテスト教会より”

ミーハン神父と仲の悪い男が

※バプテスト教会のローズ牧師、

　※バプテスト教会

　キリスト教から分離した非カトリック教派団体

　アメリカの宗教人口はプロテスタントが

　最も多く、その中でも最も多いのが

　バプテストでアメリカNo.1といわれる保守派

●ウィルマがブライアンのイタズラした洗濯物に

気づいて迷わず天敵のネティーを疑う

ネティーの働くお店ドットに電話をして

あんたとクソ犬に復讐してやる

ってネティーに宣言

●ＢＡＲで飲んだくれる公務員ヒュー

そばで飲んでた“バスター”キートンに

注意されながらいつものようにジュークＢＯＸを

蹴飛ばしてＢＡＲの経営者ヘンリーに

車の鍵を奪われて、歩いて雨の中を帰る

「ニードフル・シングス」の前を通りかかると

ヒューの高校時代のスタジャンと同じものが

飾ってあって誘い込まれるかのように

思わず店に立ち寄る

そしてガーントが今度はヒューにネティーへの

イタズラをそそのかす。。。

●バプテスト教会のローズ牧師が

「悪魔を拒否せよ」

っていうステッカーを貼らせてほしいって

「ニードフル・シングス」へ

ガーントはそれを断る代わりにローズ牧師の

欲しい物をプレゼント

ドットで働くマイラには人形

フランクには「宝島」初版本を。。。

●カフェ・ザ・ドットの閉店間際に

ポリーをたずねてきたガーント

なぜかポリーの右手首の関節炎が痛むことを

知っていてポリーにパイのお礼といって

封筒を手渡しました(*◕ω◕)ﾉ♫

●キートンの会社KEETON MARINE

(ヨット販売のお店)にアランが訪れて、

キートンが競馬の負けを町の予算で２万ドル

穴埋めしてることを知って、来週監査が入るから

４日以内に返済しろって釘を刺す

２人が会話中に外を通りかかったポリーは

それを目撃・・・

●ガーントはブライアン少年に

　「代金の支払いはまだ済んでない、

　私がよしというまで取引は終わらない」

って言って青リンゴを手渡す・・・

●キートンは「ニードフル・シングス」で

競馬のおもちゃを買う

これをガーントに売った男の父親はゲームで

レースを占って大金持ちになったって言って

キートンをそそのかして、

町の予算を競馬で使い込んでるキートンは

すっかりそのゲームにハマってしまう・・・

●ブライアンが青リンゴを箱いっぱいに持って、

ウィルマのお家の窓ガラスに向けて

片っ端から投げつけて割りまくるっていう

２度目のイタズラを実行

●今度は高校生のときの懐かしのスタジャンを

手に入れたヒューがネティーの留守中に

愛犬のレイダーの皮をはいで惨殺・・・

●そうとは知らずにネティーは競馬ゲームに

熱中してるキートンのお家の扉をはじめ、

家中に「公金横領」って書いた

駐車違反キップを貼りまくる

それにはキートンの天敵・副保安官の

ノリスのサイン入り

●家に帰ったネティーはレイダーの無残な姿を

発見、迷うことなくウィルマを疑って

包丁を持ってウィルマの家まで復讐に向かう

ナタと包丁で壮絶な闘いを繰り広げた末に、

もつれるように２階窓を破って屋根から

転げ落ちて刺し違え、２人とも死んでしまう

っていう最初の大惨事に・・・

●ポリーが手首を痛がってガーントを訪問

エジプトの年代物のペンダント「アズカ」

＝白魔術に使う道具の一つで痛みを消す力が

あるという・・・をポリーの首にかけて

けっしてはずさないようにって言う(◕(ｴ)◕❀)

●ネティーとウィルマの死で捜査にかけつけた

アラン保安官とノリス副保安官、

そこにブライアン少年が現れて

アランは彼の様子がおかしいことに気づく

ブライアンは自分のイタズラでネティーを

ウィルマが疑って２人が亡くなるっていう

大事件になってしまったことで、

自分のしてしまったことの重大さに気づいて

大きなショックを受けてしまう

ウィルマの家にリンゴを投げたのも

ネティーの愛犬レイダーを殺したのも

おなじ人物と考えたアランは

ブライアンのところへ聞き込みに向かう

その後、署にはノリス副保安官宛の天敵キートン

の(仕業と思わせる)イタズラが届けられてて

指を怪我するノリス

海の近くにある廃墟にいるブライアンに会いに

行ったアラン保安官にブライアンが言う

　「あいつは化け物だ、本物の、

　違うんだ、怪物じゃない・・・」

自分のこめかみに銃を向けるブライアン

　「もう遅いんだ、僕は地獄に落ちる、

　あいつは悪魔だよ、人間じゃない」

１１歳のブライアンの自殺を

アラン保安官は止めることが出来ず・・・

●ＢＡＲの前に停めてある車のタイヤに

ナイフを刺すミーハン神父

ヒューがお店から追い出されると

自分の車がパンクしている

ＢＡＲの経営者ヘンリーの仕業と疑って

ガーントのところへ行くヒュー

ヘンリーへの仕返しをヒューに促すガーント・・

●ブライアンのコトバでガーントを怪しいと

考えたアランは、部下に調べさせて彼が

オハイオ州アクロンに住んでたっていうのが

ウソだってことをつきとめる

そしてポリーを訪れてペンダントを

こじ開けようとする

ガーントの勧めたペンダントも怪しいと考えて

はずすように言う

手首の痛みのためにはずしたくないポリーは拒む

ガーントのお店を訪れて部屋をさぐると

古い新聞紙や爆薬を発見

大惨事や大勢の死者が出た過去の事件、

世界中の事件に彼が立ち会っているって断定

各部署、州警察に彼を緊急手配、

キートンとヒューも・・・

●ポリーがガーントにもらったペンダントを

こじ開けようとすると

ペンダントがはずれて床に倒れてしまう

そこへガーントが現れて頼みごとと言いつつ

彼女をそそのかす・・・

アランはキートンと組んで町のお金を横領、

彼はウソつき、盗っ人、捜査の手も入る、

彼の船を調べるといい、彼は君を苦しめる、

私に従えば痛みは永遠に消える・・・

●ポリーがアランの船に行くとガーントの言ってた

通りお金が出てきてアランに電話してくる

アランはポリーに待ってるように言って

船に向かう

ノリス副保安官を待ち伏せてたキートン、

ネティーのイタズラをノリスの仕業と信じて

疑わないので

やってきたもののアランに逮捕され、

手錠をかけられて車のドアノブにつながれる

自殺したブライアンに銃を渡したのは

キートンでした。。。

アランが立ち去るとつながれたままキートンは

ノリスと殴り合い、ノリスをぶちのめして

つながれたまま車で家に逃げると、

奥さんに手錠をはずす道具を持ってこさせる

奥さんをノリスと浮気してた、ノリスと２人で

家に駐禁キップを貼ったって思い込んで

奥さんをハンマーで殺してしまう・・・

●ヒューはＢＡＲの天敵ヘンリーのところへ

ショットガンを持っていって、

相撃ちになって２人とも死・・・

●ミーハン神父の教会の外に爆弾を

しかけさせられるキートンはすでに

めっちゃガーントの言いなり

神父を訪れたアラン

神父にガーントの追求のために協力を求める

　「悪魔は存在する？神が存在するんだ、

　否定はしない、

　悪魔は我々の心の中にいるんだ」

　「我々を自由に操るわけか、恐ろしい」

　「そうは思わんね、人間は選択できる」

　「協力して欲しい」

　「いや、ガーントは立派なヒトだ、

　悪魔がいるとしたらそれはローズ牧師だ」

その瞬間外の爆弾が爆発・・・

神父もいがみ合ってきた天敵バプテスト教会の

ローズ牧師の仕業と思い込んでプッツン

ローズ牧師に襲いかかる・・・

ポリーたちのお店に石が投げ込まれてガラスが

割れる、人々が殴り合い、破壊行為をはじめ、

町全体に暴動が起きようとしている・・・

牧師を襲う神父を止めようと

空に向けて銃を発砲するアラン

　ガーントは我々を破滅させに来た

　自滅するように仕組んだ

　我々は正常な人間であるがゆえに弱さ、憎しみ

　偏見や恐怖を持つ

　悪魔はそこにつけ込んだんだ

　互いに憎しみ合うように仕向けた

ウィルマとネティー

キートンとノリス

ミーハン神父とローズ牧師

ヒューとヘンリー

　「アランとポリーもよ」

ってポリー

ガーントが言う

　私は品物を見せてフツウに商売しただけさ

　買うのは客の自由だ、それのどこが悪い？

お前の負けだよ、町から消えろ、

町のみんなが保安官のコトバで目を覚ましたとき

アランの左腕をキートンの銃弾が襲う

「この町をふっ飛ばしに来た、償ってもらおう」

カラダに爆弾をたっぷり巻きつけたキートンが

起爆スイッチを構えて現れる

　「私は女房を殺した、死ぬしかないんだ」

説得を試みるアラン保安官

　「やめろよ、奥さんを殺したのはヤツだ、

オレも死ぬよ、みんなの代表になる、俺を殺せ」

キートンの心の中の悪魔に声をかけるガーント

　「茶番劇にだまされるな“バスター”

　やれ、“バスター”」

　「お前が悪の種をまいた、

　よくも女房を殺したな」　

　「私を恨むのは筋違いだ、悪いクセだぞ、

　たまには自分で責任を取れ“バスター”」

　「ひとつだけ言っておく、

　私を“バスター”と呼ぶな」

バスターって呼ばれるのが

めっちゃキライだったキートンに

何度もバスターってガーントが言ったせいで、

「ニードフル・シングス」に飛び込んで

キートンに道連れにされたガーント

このクライマックスの大爆発のあたりは

原作にはないんだそうですけど

「ニードフル・シングス」が

キートンのおかげで木っ端みじんに炎上

ところが燃え上がる瓦礫の中から

ガーントが歩いて登場

　「この商売もやりにくくなった

　今回の出来は最悪だったよ

　ほんの数件の殺人と２件の爆破だけだ

　成功とは言えない

　だが諦めんぞ、また戻ってくる」

そしてアランに向かって、

ポリーと結婚する未来に生まれる孫息子の

ボブが貿易の仕事に就く、

彼とジャカルタで２０５３年に会うって

予言を言い残してベンツに乗って町を去る・・・

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町の人たちの物欲を巧みに操って、

元々いがみ合ってた人同士が衝突するように

巧妙に仕組んだ指示で、

無関係のヒトのイタズラをもめてる相手の仕業と

勘違いさせて、当人たちのそれまで燻(くすぶ)っ

ていた火種をめっちゃ大きな憎悪の炎へと

燃え上がらせるガーントの商売。。。

ガーントは悪魔かどうか

人がそうだって言うだけで正体は謎

彼が町の人をそそのかしたのは確かですけど

人の心を操ったのではなく

神父が言ったとおり悪魔は人の心の中にいる

自分たちの憎しみの心が

その悪魔をオモテに出したに過ぎない

ガーントは人々の心の中の悪魔をそそのかす

ことで町を自滅させることを商売としている存在
 

ホラーといってもバケモノとか悪魔とか
インパクトのあるビジュアルの存在が

出てこないのがキングさんらしい感じ

信仰もお約束のようによく出てくるテーマだけど
本作ではカトリックと対立するバブテスト教会、
その神父と牧師のぶつかり合いも見もの

 

原作＝長編小説を２時間にまとめて映像化してる

だけにもともと無理はあるんですけど、霊や悪魔

なんかより欲しい物のためなら何でもする

嫌いな相手にはとことん攻撃する的なヒトの心に

潜む憎悪のなせる凶行の恐ろしさ

狂気の沙汰ほど怖いものはない

っていうあたりが映画の中で

表現しきれたかどうか。。。

一見いい人にしか見えない悪魔的存在の店主

ガーントにマックス・フォン・シドーさん
でもガーントの企みに気づいて孤軍奮闘する

人間味あふれるエド・ハリスさんの

保安官のさまはまさにハマり役です


店主ガーントに操られるようにして
一部のいがみ合いから殺し合い

破壊行為へと発展
町全体に悪＝憎しみの心が伝染して町そのものを
滅ぼしかねない暴動にまで膨らんでいく

なんでもお見通しの人知を超えた存在を相手に
生身の人間、保安官がどう立ち向かうのか

バケモノなしで筋書の魅力で最後まで惹きつける
キングさん特有のホラーですけど、

派手さのない映像化にさほど向いてるとは

思えない本作に脚色を加えたクライマックスも

見どころっていう感じ

ちなみにコチラはフロリダ州サニベル島の

「ニードフル・シングス」、

 

コチラは作中のお店の外観

ネティーが車にひかれそうになる

おっちょこちょいなところ

「古道具屋」に掲げる看板がフツウに

「ニードフル・シングス」ってお店が多いようで

画像検索するといろんなお店が出てきます♡

監督はチャールトン・ヘストンさんの二世で

本作がデビューの

フレイザー・クラーク・ヘストンさん

脚本は「ブルベイカー」のＷ・Ｄ・リクター

製作は「アダムス・ファミリー」の

ジャック・カミンズ

製作総指揮は「ブリット」の監督

ピーター・イエーツ

音楽は「カリートの道」のパトリック・ドイル

「ニードフル・シングス」はよくある古道具屋

さんで「必要なもの」を売ってるお店

お客さんが「心の底から欲しい物」、

激レアグッズなんかとは

ほど遠い印象の店名でありながら本作では、

物欲を揺さぶるような特別な品物をそれぞれに

オススメするっていう対比がこの作品のミソで、

キングさんのシニカルな「狙い」

っていう感じがします.｡ ｡.:*･ﾟ♡★♡ﾟ･*:.｡ ｡.:*･ﾟ