昨年WOWOWで
「シチュエーションスリラー特集」と題して
いくつかの映画作品が放送されました( ・ิω・ิ)ノ
 
前に紹介したアメリカ映画「ATM」や
スペイン映画[リミット]は
両方ともクリス・スパーリング脚本ですけど
 
いずれもATMコーナーや棺の箱の中と言った
ごくごく限られたシチュエーションでの
スリラー(⋓ื◡⋓ื)
 
 
そもそも「スリラー」とか「ホラー」って
どう違うのって
私もうまく説明できないんですけど、
「スリラー」はジェットコースター的
「ホラー」はお化け屋敷的って表現をする人も
 
「スリラー」っていうとマイケル・ジャクソンの
ゾンビのPVのイメージが強くって
ゾンビみたいなお化け的なものが出てると
ホラーって気がするし。。。
 
 
「ホラー」にはお化けとかモンスター的なものが
出てくるもの
そんなイメージもあったんですけど
ホラー作家として有名な
スティーヴン・キングの原作の映画には
 
たとえば「キャリー」(76)
「クリープショー」(82)
「ペットセメタリー」(83)
「クリスティーン」(83)
「ザ・チャイルド」(99)
「ミザリー」(87)
「1408号室」(07)
「ミスト」(07)など
 
ホラーって言われる作品の中でもお化け的な
ものが出る作品は「クリープショー」と
「ミスト」くらいなもので、
むしろそのほかの作品はフシギな力
霊的なものが多いですイメージ 1
 
よくあるホラーはゾンビものとかヴァンパイア
心霊現象的なものがほとんど✲;:*ヾ(✷♛‿♛✷)ノ*:.。♪✲;:*
 
 
 
「サイレント・ウェイ」は12年のスペイン映画
[リミット]やこの作品を見るまではほとんど
スペイン映画を観る機会もなかったんですけど
 
この「シチュエーションスリラー」っていう
ジャンルがマイ・ブームのひとつっていうのが
きっかけで♪(。◕∀◕。)ノ⋆。оO❤
 
 
主役はキューバ出身のアナ・デ・アルマス♡
私と同じ88年生まれ
スタイル抜群でセクシーでキュート
 
本作ではオーディションを受けたりしてる
ダンサー的なお仕事志望のホテルで働く
女子ローサ
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仕事帰りにオーディションに合格の連絡を受けた
もののいっしょに暮らす姉から洗濯機が故障って
携帯に電話があって、
 
夜中自分たちの住むアパートの近くの
コインランドリーへ立ち寄ることに。。。
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ちょうど若い女子が連続して襲われる事件が
起きてる最中で、ローサのいたコインランドリー
にもいかにも怪しげな男が現れておびえるローサ
 
冷静によく見ればコインを回収に来ただけの
おじさんだってわかるんですけど、
ローサひとりパニクる
 
 
そこへタイミングよくイケメンの男子
ガブリエルが現れてホっとするローサ、
すっかり色気を出して親しげに
ガブリエルと会話を楽しんでみたり。。。
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実はこのイケメンが怪しいってするどいヒトなら
すぐ見抜いてしまうと思うんですけど、
 
ガブリエルの洗濯物が血に染まってるのを
見つけて、ちまたで噂の連続暴行犯って
すっかり思い込んで疑わないローサ
 
血のついた服を洗ってるだけで殺人鬼?
みたいに決めつけちゃうって
ただの思い込みの可能性もあるのにって
思ってると、ガブリエルもすぐに自分が悪者
だよ~って振舞っちゃったりして。。。
 
 
コインランドリーのドアを締め切って中に
立てこもってガブリエルを外へ締め出すローラ、
なんかへんだな~って思ってると精神科の
女医だっていう美女が現れててっきり
助かったんじゃない?って思ったら、

「被害者の服なら洗わずに燃やすか捨てる」

「性的倒錯の殺人鬼がほしがるのは
殺した相手の記念品」
ってきちんと解説をしてくれましたイメージ 5
 
 
ところがガブリエルも自称女医の美女も実は
ヴァンパイア的モンスターで、
コインを回収に来た最初のおじさんの首筋に
何度も噛みついたり。。。
 
 
「シチュエーションスリラー」は私の中では
「ホラー」と違って
こういうお化け的なモノが出てこないもの
って思ってただけに、
 
途中からホラーになっちゃった、
ていうかむしろ最初っからシチュエーション
スリラーっぽいホラーだった
みたいな感じ・・・
 
ホラーでもスリラーでもどっちでもいいんです
けど「シチュエーションスリラー」には
お化けは出ない
そういうものを求めてなかったのでびっくり
っていうかがっかりみたいな。。。
 
 
結局ガブリエルはカノジョの自称女医
ヴァンパイアがおじさんの反撃にあって
死んでしまったショックで
 
コインランドリーの片隅でひとり落ち込んで
しまって、外へふらっと出ると夜が明けてて
日の光に当たって自滅、みたいな。。。
 
自滅って言うよりカノジョが死んでしまった
ショックで自殺してしまったみたいな
感じにも思えます。。。イメージ 10
 
 
自分がフった男から電話があったりして
イラついて携帯を投げつけて壊してしまったり、
 
すぐそばに姉のいる自分たちの住むアパートが
見えるのに、
なんで大声で助けを求めなかったの?とか、
 
数え切れないくらいローサがヘマをして
観ているヒトをやきもきさせるのは
この手の映画の常套手段
 
 
ガブリエルに首筋を噛まれたもののなんとか
助かったローサが
外に倒れてた姉のもとに駆け寄ると
その姉が実はローサと双子でっていう驚きのオチ
 
その姉が実はすでにガブリエルに襲われていて
ヴァンパイアになってて背後から
ローサに襲い掛かるところで終幕。。。
 
 
ところどころがっかりな点はあるけれど
ローサを演じたアナ・デ・アルマスが
キュートだし
ガブリエルを演じた俳優さんもイケメンだし、
 
なかなか印象深いシチュエーションスリラー
っぽいホラーです✰。(ღ▻ ܫ◕)b゚。✰
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「予測不能の」とか
「ジェットコースタームービー」って
いうほどじゃあない感じ・・・
 
原題は「EL CALLEJON/BLIND ALLEY」で
スペイン語タイトルの「EL CA LLE JON 」は
「裏通り」、
英題の「BL IND AL LEY 」は袋小路

映像からはそういう状況に見えにくくて
団地かアパートの一角のコインランドリーに
見えてしまって、

邦題も「サイレント・ウェイ」なんて
なおさらへんてこな感じ、
英語の「WA Y(ウェイ)」も本来
「道路」より「方法」とか「道筋」の
意味合いなので、
 
言いたいニュアンスはなんとなくわかるけど
この作品の内容にはあんまりぴんときませんイメージ 9
 
 
アナ・デ・アルマスは
88年4月30日キューバ生まれで
彼女が英語がしゃべれたらハリウッドが
ほっとかないんじゃないか
っていうくらい魅力的、
 
いい写真が見つからないんですけど
映画で観ると実際にはもっとキレイ
 
ウナ・ロサ・デ・フランシア監督作品で
16歳の時に映画デビュー
06年、19歳の時にスペインに渡り、
テレビや映画に出演
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これまでにも彼女出演の映画は本作のほか
「カリブの白い薔薇」(06)や「灼熱の肌」(09)の
2作品がDVDで出てるようです(◕‿◕✰)♫♬
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