戦争を経験してきた
祖父母の時代の話を聞くと、
そんな時代を生き抜いてきたんだ!
すごいよ、、、、
とドラマか小説の中の話のように思う。

戦いの時代は
平和な時代に生まれた人にとっては
非常事態、緊急事態。

そんな非常事態に
沢山の苦しみと恐怖を経験し
国がボロボロになり
それを一生懸命ここまで豊かにしてきたのが
祖父母、親の世代だ。

おかげ様で
私が育った時代は
安全で平和が当たり前。

戦中、戦後は

食べるのに困ったり、
生死に関わる事にも直面しただろうし、
不安の中でも強く生きてきた。

しかし
こんなに時代も変って、平和になったのに

食べていけなくなったらどうしよう、
将来もきちんと食べていけるか?
生きて行けるの?
がんばらねば、がまんしなきゃ、、、、 しなきゃしなきゃ!!!

そのような常にある不安というプレッシャーの中で暮らしている。

どうしてだろう。

厳しい時代の中から生まれた精神は

不安となり強迫観念のトラウマとなって
無意識に親から子に受け継がれていく。

現代の人の心の中には
必要以上の不安や苦しみがある気がする。

それはもしかしたら、親から子供へ受け継がれた
戦争の過酷な時代の
トラウマの破片かもしれない。

過酷な時代を生きた人は
その不安という感覚は生きるために必然と生まれ
それとともに強く生きてきた。

その時代の状況がそれを求めたから。

でも今の時代の今の状況にそれは必要だろうか。

不必要な不安は、得体のしれない不安を生み出す。
得体のしれない不安というものは膨らんでいく。


私は一生懸命、まじめに、子供の為に
生きるためにと思っていろいろ教える。
しかし、それは不安をただ
植え付けていただけなのかもしれない。

時代も令和になったし、
親から受け継いで、
当たり前に子供に渡そうとしていたものを
大きく断ち切っていこう!!!

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