大竹智香です。
昨日は何だか
バタバタの一日を過ごしました。
私には93歳になる祖母がいます。
昨日叔母が遠方に出掛けるからと
祖母がショートスティで施設に預けられ、
そのショートスティ先の施設から
叔母
↓
実家の母
↓
私へと連絡が入り、
色々とわかるからと私に最終的に
電話がかかって来ました！
祖母がどうやら転倒をして、
様子を見ていたが、
左肩が腫れていてとても痛がっている
様子を見るのも良いが、
ご家族の判断で病院に連れて行って欲しい
そんな電話の内容でした。
私が介護福祉士をしていたので、
母も私に全て任せると言ってました！
叔母ともなかなか連絡が取れず、
母は私に任せると言うし
結局施設の看護師さんとお話をして、
骨折しているかもしれないので、
病院を受診することにしました。
祖母は車の振動も痛いと言っていて、
困っている様子でした。
痛くて診察までもしんどい様でしたが、
レントゲンを撮り
その結果やっぱり肩の骨が骨折していました。
幸い折れ方が複雑ではない為に、
固定をして自然治癒で治すことが出来る
そんな風に先生に言われました。
折れていたのは左肩だったので、
右手を使えるだけでも良かったです。
祖母は診察を終えて、
肩を固定してもらい
大分楽になった様ですが、
何時もと違う身体の具合に、
色々と不安を訴えていました。
私は午後用事があったので、
祖母はそのまま施設に預けて、
用事が済んでから
また母と一緒に必要な衣類等を買い
祖母の元へ届けました。
そうすると祖母が
「もう智香とお別れをして、お花畑の見える所へ行きたい！」
「こんな思いをしてまで長生きしたくない！」
色々と弱気になり言い出しました。
祖母の気持ちもわからないでもありません。
誰かのお世話になってまで、
長く生きたくないし、
苦しい気持ちにまでなって
長生きしたくない…
それこそ私が何か出来る事はなく、
お迎えが来なければ
祖母はお花畑を見る事は出来ません。
定命
瀬戸内寂聴さんが
言われていた言葉が浮かびました。
人は生まれた瞬間から、
いつ死ぬか寿命は決まっているということ。
長生きがしたいと思っても、
お迎えがくれば行かなければならない。
逆に、死にたくないと思っても、
お迎えがくれば行かなければならない。
祖母にお迎えが来ないのは、
まだまだ祖母には
生かされている意味がある！
お花畑が見たいと言う祖母の
定命はいつなのでしょうか？
何だか辛そうに話すので、
どうしてお迎えが来ないのだろう？
祖母の話を聞きながらも、
私はそんな事ばかり思ってしまいました。
祖母が愚痴を言うので、
その話を聞く位しか出来ませんでしたが、
早く良くなって
どうせ生きるなら
楽しいと思って生きてもらえたら
そんな風に思いました。
私と祖母は50歳違いです。
祖母の年齢まで生きるかわかりませんが、
今の気持ちはきっと
祖母にしかわからないことです。
私が祖母の年齢になれば
今の祖母の気持ちが
少しは理解出来るかもしれません。
定命
自分が生まれて来た時に決めて来た命の時間
出来るだけ自分らしく
楽しんで生きたいものです！
今日一日が皆さんにとって、素敵な一日になりますように
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