リトルベビーハンドブック


2500g未満の体重で生まれてきた

リトルベビーちゃん達。

生まれてすぐにNICU(新生児の集中治療室ね)に入院して

退院してからも

ご家族の毎日の大変なお世話の中で

育ってくれている。


ご高齢の方の介護については

たくさんの報道もあるし

少しずつ認知されていってる。

と、思う。

本当の大変さはね

まだまだかもしれないし

支援ももっと必要だろうけど。


けれど

小さく生まれた赤ちゃん達を

育てていくのが

どれだけ大変なのか

知られていないよね。


リトルベビーハンドブックは

静岡県のお母さん達が

はじめた取り組みが成果になった手帳。


一般的な母子手帳では

体重を記載する表も

何ヶ月、何ができるようになりましたか

のアンケートのようなページも

何にも書けず

寂しくて、くるしい。

私たちも書きたいという気持ちから

リトルベビーハンドブックは作られたの。


何ヶ月?と声をかけられるのも

嫌だったりする。

お相手に罪はないのよ。

可愛いから声をかけてくれてるだけ。


でも

思っても見なかったような

早いタイミングで生まれてきて

自分が悪かったんじゃないかと

責めてるママたちは

抱っこして外を歩くのも

憂鬱な時期もあったのよ。


そのリトルベビーハンドブックは

静岡県のお母さん達

静岡県の職員さん

国際母子手帳委員会会長の

坂東あけみ先生など

たくさんの方々のご尽力のおかげで

全国に広がっていったのよ。


この度

青森県が加わって40の都道府県で

配布されるようになったよ。





⭐️写真提供 国際母子手帳委員会




ちなみにトップランナーの静岡県には

7ヶ国語のリトルベビーハンドブックがある!!


あなたの近くにもきっといる。

小さな赤ちゃんを産んだママ。

お子様の同級生にもきっといる。

小さく生まれたお子様たち。


11月17日は世界早産児デー。

思いを知ることができるイベントも

各地で開催されると思う。

機会があれば見てきてね。


わたしは今年は

静岡県で開催されるイベントに

参加してきます。