【プライベートレッスン】
6歳になったばかりのその子は
助産師になりたくて
録画している妹の出産のシーンをいつも見てる。
お母さんに買ってもらった
かなり高レベルの出産にまつわる本を
いつも読んでる。
子供用とは言うものの
内容はプロのものと言っていい。
その子は私が病院で勤めていた頃
その病院で生まれた。
妹はお姉ちゃんの立ち会いが許される
別の病院で生まれた。
妹が生まれた時のことを覚えているし
動画もいつも見ているから
助産師がなんの仕事をしているのかを知ってる。
お母さんが助産師の私のことを
話してくれていたからだろう
会いたい
赤ちゃんが産まれるときのこと
聞きたいことがたくさんある
と言われた。
だから聞きたいことなんでも教える
プライベートレッスンに行ってきたよ。
23日はいいことがあるんだーって
いろんな人に話すほど楽しみにしてくれて
質問もたくさん用意してくれていた。
『どうしてみやおさんはじょさんしになりたかったんですか』
『あかちゃんってどうやったらできるの』
『あかちゃんでるときどうやってとるの』
ぜんぶ答えてきた。
ぜんぶ本当のことを彼女がわかる言葉で。
答えたら反応がすごい。
まさにこんな顔してきゃーと驚いたり
魔法みたい！と感動したり
そうね例えば
卵子の大きさを爪楊枝にインクをつけて
チョンと画用紙に点を打つ。
赤ちゃんのタネはこんなに小さいのよと
伝えた時は
ちっさっ！！！って
こんな感じ。
答えたらまたそれに質問がくる。
卵子が卵管を移動していきます。
↑↑
もちろんわかりやすく話してるよ。
と言うと
どうやって動いていくの？？
って具合に。
素晴らしい質問！！
そしてまた絵を描きながら答える。
お母さんにおすすめの絵本を紹介して
さよならしてきたよ。
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性のことをどんなふうに子供に伝えればいいのか
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