子どもの体育大会が終わった。

各チームの応援合戦は

チアリーディング

演舞

パネルで構成されていた。

 

 

学校というのは

本当にいろんなことを学ぶんだな。

 

今回響いた子どもの言葉。

 

私たちの学校は

練習の時もチーム内だけで

毎日10人くらい休む。

決まった人が休むわけじゃないよ。

寝坊したとか

面倒だとか。

本番だって休む人がいる。

 

パネルの絵が完成するように

休んだ人のところは詰めて座る。

だから

パネルは自分のところを完璧に覚えればいいってわけじゃないんだよ。

 

このパネルを持ったらこうするっていう

マークも全部作ったんだよ。

 

全員が絶対に来るという学校と

レベルが違うかもしれないけど

よくやったなと思う。

わたし、やって良かった。

 

 

 

 

生徒自身が考えてやっているのが

素晴らしい。

 

曲はどうしようからはじまり

CDに落とす。

私たちの時代と違い

携帯で全てが済んでる時代の人は

CDに落とすことも初めての経験。

 

パネルデザインを考え

携帯で作った画像をプリントアウトする。

これも初めての経験。

 

それを携帯で調べながら

やっていく。

 

寝ても覚めても応援のことを考えていた。

 

練習中喋ってばかりの子がいるとか

なかなか揃わないとか

揉めてる人がいるとか

つぶやきながらも

やり遂げたことを誇りに思う。

 

本番は本当に素晴らしかった。

曲も絵もすごく良かった。

 

何よりも

 

多様性とか

考える力とか

教育の現場であるいは社会で

言われるけど。

 

学校という小さな社会で

いろんな考えの人の

意見を聞き

練習に来ないなどの選択する人がいても

対応して

目的に向かってやり遂げること。

結果を讃えあうこと。

 

これ

見習うべきだなと思ったよ。

 

できない人を責めて

やらない人を責めて

同じじゃない人を責めて

生きていくより

 

状況にあわせて

共に

作り上げる

そして讃えあう。

 

大人も見習いたい。

後輩ママ、パパに伝えたい。

そして子どもたちにも伝えたい。

 

目的に向かって一緒にやろう。

同じじゃなくていい。

わたし、全力で応援するよ。