お友達の講座会場が銀座であった。

お手伝いに行ったのよ。

受付とか会場準備とか。

その後仕事のミーティング。

 

VUITTON、Cartier

高級ブランドのブティックが並び

三越、和光、百貨店があって。

 

いろんなことを思いながら歩いたよ。

 

年齢的に

就職して自由にお金が使えるようになった頃は

まだバブルの名残があって

休みを取っては海外旅行に行った。

ブランド品を購入するのも楽しかった。

 

自分に必要か

自分に見合うものか

そもそも本当に欲しいのか

考えていたのかなぁ。

 

情報源である雑誌を

穴の開くほど眺めて

フェラガモの靴

フェンディのバッグ

グッチの…

ディオールの…

シャネルの…

 

あぁ。

驚く。

 

あれは間違いなく

わたしの生活には必要なかった。

 

けれど無駄ではなかったよ。

 

自分を飾るために

自分を守るために

幸せを感じるために

お買い物をした事も

全て経験だもの。

 

買っても買っても

次から次へと新しいものが出てくる。

これはどう?

これがあるとハッピーになるわよ。

と提案されるのだこら。

 

そうだ!

このバッグ持ってるだけでハッピーになるわ!

と感じていたんだもん。

 

そして

50を過ぎ

家族と過ごせる事

好きな仕事ができる事

とても素敵な友人に囲まれている事

幸せだなぁと生きている。

 

いろんな経験は全部今のわたしに繋がってるはず。

 

銀座での友人の講座を終えて

仕事のミーティングは三越の中でして

仕事のパートナーと笑いながら話し

ふと気がついた。

 

持っているバッグは布バック。

馬場のぼるさんの『11匹のねこ』のイラスト入り。

昨年青森県三戸の小学校で

性教育をさせていただいたときにいただいたもの。

 

洋服のトップスはUNIQLO。

 

どちらもすごく使いやすくて着やすくて

お気に入り。

 

以前のわたしなら

こんな格好で銀座を歩くなんてできない!

そう思ったはず。

 

今は?

全然!!!

誰でも歩いていいに決まってるわ!!

 

考え方が変われば

幸せの感じ方も変わるのね。

 

 

わたし今でも

素敵なバッグやブランドの品も

好き。

 

本当にいいなぁと思ったものを

使うようになったって事ね。