まだ咲いてるんだよね。朝顔。

芽が出た頃

伸びてきた頃

蔓が伸びて巻き付く様子

夏の間ずーっと見てた。

 

 

今、庭では金木犀が芳香を放っている。

 

 

グリーンカーテンとしての

お役目は終わったし

なんだか季節外れだし

もう、外そうか?と

夫に言ったら

まだ咲いてるよといわれて

はっとした。

 

 

夏に咲かない朝顔はいらない。

そうおもってるんだ私。

 

 

やだ。

これ、わたしの捨てたと思った考え方だ。

みんなと一緒がいい。

みんなと同じことができるようになりたい。

みんなと一緒だから頑張る。

人よりも遅いのは劣っている。

 

 

思い出した。小学校時代の体育。

身体をつくることが第一の目的だろうけど

知るってことも目的なんだろうな。

次から次へといろんな経験をさせてくれる。

 

 

集団の競技のほか

縄跳び、鉄棒、跳び箱、倒立などの体操、水泳。

みんなと一緒に頑張る。

そのシーズンが終わったら

ほとんどの競技はおわり。

次の学年では次の学年で学ぶことをする。

 

 

私は必死だった。

運動は苦手だったけど

とにかくついていきたかった。

人の上になんか立たなくていい。

みんなと同じがいい。

 

 

できないからと体育をサボる同級生が

信じられなかった。

『ずるい』という思いもあったが

なによりも

『すごい』だった。

そんなことできるんだ。

苦手だからサボるなんてことができるんだ。

それを恥ずかしいと思わないんだ!!

 

 

みんなと同じがいい私は

できない自分をさらけ出すなんて

無理無理。

 

 

この考えで生きてたらきつかったよね。

この考えのお母さんに育てられたら

子供もきつかったよね。

 

 

私は今

たくさんの学びやたくさんの出会いで

違いって素晴らしいと考えるようになった。

 

 

だけどまだ

同じじゃなきゃって思ってることもあるのね。

 

 

それに気づいた今朝も気分は晴れやか。

 

 

そんな自分もありだと思えるくらいには

成長しているね。

 

 

思考の癖はのこっていても

人は変われる。

なりたい自分に近づける。

幸せだなって生きていける。

 

 

私とそんな話をしてみない?

私はあなたの味方だよ。

私は力になれるかもしれないよ。