コンプリメントトレーニングをやる前は、私はとても過干渉な親でした。


その過干渉はどこから来たのかというと、子供にとって出来るだけの事をしてあげたいという気持ちから。子供を正しく躾けて良い方向に導きたいという気持ちからでした。


コンプリメントトレーニングを経て私が身についた子供への接し方、声のかけ方は名付けて【ハチイチの法則】


【ハチイチの法則】とは

親が子供へ言いたい事(主に注意事項)があってもその都度言わずに8回は我慢する。9回目に初めて子供へ伝える。これだけ。とてもシンプル。


【ハチイチの法則】の良いところは、


① 何かやる度にいちいち注意されないので子供は親の目をあまり気にしなくなる。


② 小さな事で注意されないので、子供は親から信頼されていると感じる。


③ 8回我慢している間に親の考えが熟成され、冷静にまとまった考えを伝えられる。結果、子供に伝わる。


④ 自分で考える余地が与えられ、子供は自分で考え行動出来る様になる。


少し前にテレビを見ていて、内田篤人さんが「子供には敢えて色々教えたりしない。少しだけ教えてあとは自分で考えさせる。」というような事を言っておられて、思わず「その通り!」と叫んでしまいました。