過去、手がけてきた仕事で、
荷物を溜めていた年配のお片付けは、
全員が女性でした。
今回は男性のお片付け。
ここまで溜めて家をゴミ箱状態にしていた男性のお宅。
長年同じ仕事をしてきましたが、
ここまでのゴミ屋敷の生前整理は初めての経験でした…
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捨てるためのきっかけ作りをサポート
10秒お片付け@優子です
お元気ですか？
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70歳代の家主さんは、
ひとり暮らしが長いそうで、
いろんな事情があったことを、
作業で大忙しの私のそばで人生を語ってくれました。
早く作業を終わらせたいなと思いながらも、
ご主人さんは孤独と孤立を訴えかけていた様に感じたので、
話される言葉を傾聴させていただきました。
作業だけに専念できない状況と、
お話しに夢中になるご主人さんの話し相手。
作業は難航していました。
無常にも時間だけが過ぎていきます。
残したい荷物に『残す』と赤ペンで書いた紙を貼ってもらいましたが、
作業が追いつかない…
『これは要りますか？』
『これは捨てますか？』
延々と続く同じ質問…
聞く方も答える方も疲れの色が出る。
作業の途中、ご主人さんが、
『こんなに毎日会いに来てくれて荷物を片付けてくれるなんて、
まるであなた達は天使ですね』と、
疲れの色が出始めた私たちに優しく話してくれ、
あとちょっと。あともう少しと踏ん張れました。
写真左はリビングの一角
写真右は、洋室の入り口
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片付けようと思っていてもスタートさえ切れない方、
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どんな質問でも大丈夫
…といいながら答えられない質問もあるよ
（どっちやねん）
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