こんばんは。
今日は、人間関係のお悩みについてです。
スピリチュアルな世界ではどんな人間関係も自分の鏡だと言われていますね。
でも、それは単に相手の嫌なところは、自分の中にもあり、人にもやってしまっている...
という単純な話でもない場合が多いです。
例えば、親やパートナー、上司が自分を抑え付けてくるとか細かいことにうるさいとか、
暴言がひどく、批判してくるとか、
部下や子供が自分の言うこと聞いてくれないとか、
そう言うのは全部、そういう存在が自分の中にあるんですね。
それは、「他者に対して行なっています」と言うよりも、
自分の中でそういう戦いが常に起こっているということです。
自分の本音（直感）は「〜がしたい」と思っているのに、
自分の内側の権威的な存在が「〜すべきだ！」とか「それは無理だ！」とか言って
自分の真の要求を抑え付けていたり、
逆に、本当はやりたいと思っているのに、
それを全然無視して、SNSやったり、スマホで遊んでやりたいことに向かえない自分がいたり。
例えば、本当は〜を食べたいって思っているけれど作るの面倒だからコンビニご飯で〜
と言っている時、本当に疲れているのか、自分の中の反抗する部分が怠惰になって
自分の欲求を無視しているのかよくみてみたほうがいいです。
最近、「自分に甘く」というスピリチュアルが流行っているので、
自分の中の女性性のニーズを単に無視したい、男性性側の言い訳になっている場合があるからです。
話は戻りますが...
本当の自分という「本音というニーズ」があるのにも関わらず、
それに難癖つけたり、批判したり、無視したり、反抗したり、
自分が自分にやっている、そういう混乱している内部がそのまま外の世界の登場人物として現れているんですね。
自分に敵対する外側の人物は、全部内側にいるんです。
統合されていなくて、そういう一つ一つのバラバラのパートは何かと言ったら、
過去の登場人物や過去にされたことから生み出されたパーソナリティーなのです。
母親が支配的で、それが許せないままであればそれはそのまま自分の内側（思考）にいたままになっていたり、
その母親に反抗しなければ生きていけない、個を保てないと思って作り上げたバラバラになった自分の一片があって、今も反抗する必要ない人に反抗してみたり...
そういう過去の登場人物、自分を防衛するために生み出した「仮面」それらが複雑に内側で絡み合っていて、そういうものが外の世界の登場人物として現れている。
それで、どうしたらいいか？というと、まずはこのお話を読んでいただいて、
人間関係で悩んでいらっしゃる方は、外側の嫌な人間というのは
自分の内側にそもそも自分自身を攻撃する部分、自分に相反する部分として持っているものだと気がつく必要があります。
この先もまずは内側で起きていること（思考）に気がつき続けてください。
外側の人たちにフォーカスを当てて、不安になったりイライラするのではなく...
気づきを持ち続けることで、その仮面が弱まっていきます。
あなたの人生を支配する力を失っていきます。
その上で、ご自身の本音、直感の声をきちんと聞くことです。
魂のメッセージを聞くことです。
そして、それを聞いて、それを実践し、それを生きることです。
外側の世界がしっちゃかめっちゃか、人間関係ボロボロの時は、
あなたの内側の「仮面たち」の声を聞いて生きてしまっているし、そういう声が優勢になってしまっているんですね。
全然、自分の魂の声を聞いていなくて、自分の本当の道をずれたところを生きているということです。
それで目の前の世界もおかしくなっています。
でも、それは本当のあなたではないのです。
思考の声を外側から見つめ、それが傷ついた自己から生まれたことに気づきながら、
しっかり魂の声と繋がり、それを生きることであなたを支配していた仮面は溶けていきます。
心の中が、過去の経験から生み出された思考だらけだったところから、
それが鎮まり、普段は静寂に、必要な時は魂のメッセージだけ受け取る...
そんなふうに心が静まる。
そうしていくと、外の世界からも不快な人が消えていくのです。
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魂の声、本音を聞くのが難しいという方はお待ちしています。
