K171 共同親権について私の意見 | 私の暮らしルネサンス

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一瞬も一生もロマンティックに。

国の法制審議会の部会は

現在の制度を見直し

 

子のある夫婦が離婚したとき

片方が親権を持つ単独親権から

父と母双方を親権者とする

「共同親権」を導入する方向で

具体的な検討を進めること

で合意したという

 

 

目黒雅叙園
福岡のリエさんと先日ね

 

 

まず今の日本のように

単独親権の国は

世界ではインドとトルコくらい

しかなくて国際的には極めて特異

 

共同親権については

私も基本的には賛成だけれど

条件付きだとは思う

 

 

一番問題だと思うのは

 

日本は夫婦の協議だけで離婚が

成立してしまうという仕組み

これがまずいと思う

 

念のため書くけれど

私は離婚を阻止するつもりは

全くない

人の考えは変わるものだから

 

ただ公正中立で客観的な

協議でなければならないと考える

特に別れる夫婦に子があるならば

 

 

 

 

そもそも

協議離婚は世界でも珍しく

多くの国では第三者の介入なしに

離婚することはできない

 

しかし現在でも

日本はその点には

焦点をあてていない

 

 

実際、今回の

家族法制部会で確認された

議論の方向性というのも

協議離婚で父母が合意できれば

共同親権を導入できるという

考え方で進んでいるらしい

 

イメージ的には下の図のような感じ↓

 

 

 

私は子のいる夫婦の離婚では

たとえ合意形成できたとしても

当事者だけの協議離婚で

済ますことに反対だ

 

そこには決めていかなければ

ならないことが沢山あるはずで

長期的に節目ごとに

考えていかなければならない

だろう

 

 

しかしそもそも

離婚をするということは

二人の方向性が異なっているから

互いに別の人生を進むことに

するわけで

 

離婚しようという二人が

子供の教育方針などに関して

意見がぴったり合うということの

方が不自然なのではないだろうか

 

 
 

この若い二人は幸せそうでした(^^)
 
 
 

その夫婦の

精神的な成熟度と社会性が

どの程度かにもよるけれど

 

子供のいる夫婦の場合

客観的な第三者が入らない

協議離婚は相応しくない

と思う

 

子供は国家の将来を担う存在でも

あるのだから、それこそ

異次元の少子化対策ではないけれど

 

調停か裁判かだけでなく

さらに将来に渡っても

離婚した父母の間の子供を

それらの親だけに任せず

 

子供家庭庁かどこか

分からないけれど

客観的に子供の心と身体の安全含め

定点観測的に成長を見守りの

アプローチをする機関が

必要だと思う

 

そして共同親権の過程でも

適宜助言を与える者が必要だ

 

 

↑桜モンブラン
 

そしていつでも子供が

SOSを発信することができて

精神的な葛藤が生じたときも

客観的な意見に触れることができる

環境を整備すべきだと思う

 

それにはそういった見守りと

相談援助ができる者の育成が

大勢必要になるだろう

 

 

 

あと、離婚すると単独親権で

片方の親が会えないとか

自由には会ってはいけないとか

よく聞く話だけれど

 

私はそういう世界も異常だと思う

虐待から守るためという人も

中にはいるかもしれないけれど

そんな人ばかりではないはず

 

子供は身体は子供でも

たましいは子供ではなく

大人と変わらないのだ

 

 

 

だから子供ながらに

いろんな人間に出会って

いろんな言葉に触れながら

いろんなことを感じて

愛とはなにか

幸せとはなにかを

人を通じて確認しながら

自分の土台を築いていくのだ

 

だから

たった一人の親の

偏った思想で

子供の心を染めては

いけないと思う

それこそマインドコントロール

だと思う

 

 

子供が本当に大切ならば

可能なかぎり客観的な親で

ある努力をすべきだと思う

 

そうい思考があるならば

主観だらけの

当事者同士の協議離婚なんて

選びようがないと思うんだな

 

ということで

私の意見でした~

 

 

今日もお読みいただき

ありがとうございました虹