宇宙のリズムと人間のリズム
今年2016年1月の大雪は、史上初の沖縄での霰の観測であったり、奄美大島でも明治以来115年ぶりの初雪が降ったりと今までに無いことが起こっています。普段なら寒い冬は、南国リゾートでゆっくりとリラックスして・・・という思いを馳せますが、こんなことが起こるなんて今後は南国のイメージがガラリと変わってしまいますよね。現在は世界的にも温暖化や太陽の活動の変化の影響で気象が急変動しています。温暖化の影響で気温が上昇して南極の氷が融けて、海面上昇して浸水する地域のことが取り上げられたり、台風や洪水を引き起こしたりすると言われています。しかし一方では、これらには地球のサイクル・スパンがあって、大きく分類すれば本来は温暖化ならぬ寒冷化が進んでいると見ている研究グループもあります。これはマウンダー極小期と言われ、太陽内部の対流により起きる現象で、太陽内部の異なる層を伝わる波の周期がずれると、地球の気温を低下させてしまうのだそうです。<参考HP http://nge.jp/2015/07/19/post-110537/2>これからは今までの常識がままならない、予想も付かないことが世界各地で起こってくる可能性があるかも知れませんね。私たちの体はこの気温の温度変化などに伴って適合していく能力を持ち合わせ、本来は環境に適合していくようにバランスを取っています。これを恒常性・ホメオスターシスと呼びますが、人間は生体に関する機能が備わっており、環境に適合していくための資質を維持し、体温や血液調整、呼吸や心拍数、代謝や免疫系也ウイルス排除などを体内で自動的に行っています。呼吸は海のさざ波のように繰り返しますが、これは一分間に18回で呼吸と海の波は同じ数だと言われています。この倍数36が平均体温になり、その倍数72が平均心拍数で平均血圧の最低値と一致し、又その倍数144が平均血圧の正常最高値にもなります。9の倍数の数の不思議!?9は太陽系の惑星とも関連していますしね。ホメオスターシスは自律神経、内分泌、免疫のバランスから成り立っていますが、過度なストレスにより交感神経と副交感神経のバランスが崩れていくと、結果的に体の変調を来たし病気になる引き金を引いてしまいます。私たち人間の身体は個々にばらばらに存在している訳ではなく、全ては繋がっており宇宙のリズムとフラクタルに密接に関係しています。アナスタシアの本の中では、普通の人間以上に並外れた身体能力を持ち合わせている場面が、都度都度登場します。彼女は身体能力だけでなく、全てに対して飛び抜けた能力を持ち合わせているのです。茨の中であろうが重たい荷物を片手にからって、素足で何十キロも軽々と歩けたり、時には今でいうウサイン・ボルトのように全速力で走ることも出来ます。そのような身体作りには、いろいろな秘訣がありそうです。例えば自然の中の生きた水を飲み、水の癒やしの特性を知り、それを身体に吸収させます。植物や動物の特性を知り尽くしているアナスタシアは、決まった時間に食事はしません。空腹の時だけ森の中のハーブや木の実を摘んで、時にはリスからリンギング・シダーの杉の実の殻をむいてもらって食べると言った具合いに・・・。そしてアナスタシアは、私たちにもできる健康的な栄養の取り方を色々と語ってくれています。このようなことは現代の生活からは想像できない、またなかなか真似の出来るレベルでは有りませんが、アナスタシア自身はは本来の人間の特性を失っていないからそのようなことが出来ると言っています。さらに彼女ができることは、本来は全ての人間が行えることだったのだとも語っているのです。このような事柄から察するとアナスタシアの脳の情報解析やDNA及び細胞の情報は、現代の人間の機能を遙かに上回り、無駄のない上質な情報回路を保って、最適なバランスを身体の能力に対応させているのでしょう。しかしその内容は今現在進行形で革新され産業化されている、ITを取り入れたコンピューターの情報処理を速めていく方向とは全く違っています。人間が人間としての本来の能力を発揮していくのに必要なコンピューターは、物質的に既存している私たちの外側にあるコンピューターでは有りません。では、それを上回るものとは、一体何なのでしょう?アナスタシアはハッキリと言い切っています。人間の脳こそが、スーパーコンピューターなのだと!