【像を結ぶ】光線を操作して特定の像をつくり上げること
今から何年も前になりますが「サバイバルゲーム」と云うモノを数人でチームを作り遊んでいました(戦争における地上戦・銃撃戦を模したスポーツ)平均年齢36歳の立派な大人ですね。主に京都で活動していたのですが、サバイバルゲームをするにあたって、人の迷惑にならない(通報されない)場所・時間帯を、、、と考えれば必然的に場所は[山]・時間は[夜]となる訳でして。。。
その日は友人宅に6人ばかり集まり、TVゲームなどで時間を潰しながらサバイバルゲームを始める夜を待っていました。
そろそろ時間的にも大丈夫(人目に付かない)であろうと準備を終え(装備や服装も本格的なモノです)一行は徒歩で、友人宅の裏手にある山へと向かいました。
さて、私達は昼の間に下見をし、目星をつけていた森の採石場に向かい(そんなに奥深くはないです)そこを拠点に2人1組で計3グループに分かれ、時間を決めて《戦う(撃ち合う)》こととなりました。
採石場は広く円形に窪み、一方にダンプカーが登り降りする道が緩い曲線の形に作られていました。窪みの周囲は暗い夜の森です。
それでも円形の採石場の上空には月が灯り、目が慣れてくると意外に明るく、細々とした周囲の物体をも認識できました。
もちろん照明器具も用意していますので完全な闇ではありません。
3グループとも時計のアラームを30分をワンセットに決め、10分後から戦闘を開始することになり、それぞれが散開しました。CさんとDさんのグループがダンプカーの道を登り、採石場から離れていくのを確認しました。
私とタカさん(仮)は〈他グループの動きを見て移動しよう〉と企てていましたので、呑気にお喋りしていました。
開始まで残り5分となりました。そろそろ私達のグループも移動しなければならない頃合いでしたが(遅いくらい)私たちグループの20メートルほど先の[Aさん]と[Bさん]からなる1グループがは、まだ動く気配を見せません。
私たちは冗談交じりに「この距離で撃ち合うつもりかな?」などと言葉を交わしていました。
そして、時計の針が開戦まで3分を切ったというのに、まだA・Bグループは動きません。
「銃が壊れたのかな?」とA・Bグループの動向を伺っていた私たちは思い「様子を見に行ってみる」と、頷いたタカさんから私は離れ、A・Bグループに向かって歩を進めました。
2人は、こちらを見ずに少し俯き加減で頭を寄せ合っています。
(やはり銃の不具合だな)と私は確信して更に歩を進めます。
そしてA・Bグループに、あと5メートル程の距離にまで近づいた時です。
2人の姿が突然、眼の前で、工事に使う機器のショベルカー(小型)に変化のです。ショベルカーには幌が掛けられていました。
(2人は?!😨💦)
訳が分かりませんでした。
思わず30メートル背後のタカさんを振り返ると、私の反応に「?」な感じで、此方を観ていたタカさんの頭が動きました。
私はショベルカーから目を離さずに、少しずつ後退すると、幌が掛けられたショベルカーは、またAさんとBさんに姿を変えました。奇妙なことに3メートルほどの距離を境に、ショベルカーとA・Bさんの姿が入れ替わるのです。
3メートルの境で一歩踏み出せばショベルカーに、、、一歩下がればA・Bさんに、、、。
混乱した私は、答えを見出せないままトボトボとタカさんの場所まで戻りました。
「2人は何だったの?」とタカさんが問うのですが、この現象をどのように伝えたら良いのかと悩んだ末、私は
「2人に直接聞いてみて」と言いました😅
「え〜?(何それ?)」と怪訝そうにコチラを振り返りつつもA・Bに駆け寄って行くタカさんですが、やはり3メートルくらいの距離まで間を詰めるとマンガのように〈Σ🤖〉となったタカさんの姿に少し笑ってしまいました。
しばらくマジマジとA・B(ショベルカー)を凝視していたタカさんでしたが、すぐにコチラに駆けてきて
「アレは何なのか?」とパニックに。
「、、、錯覚だろうね」と私は答えましたが、、、当然、納得はできないですよね😅
10歩譲って【錯覚】は認めても、何故【AさんとBさん】だったのか。
2人の特徴そのままでした。
もぅ1グループのCさんDさんではなかったし、錯覚ならば(人らしきモノ)で良いはず。
夜の山の採石場で観た錯覚は、紛れもなくAさんとBさんを形造っていました。
暗い闇に投影した映像の様に
その後のゲームはグダグダですわ🤢
