素材とおしゃべりするの巻 | あなろま浪漫 -堺のジュエリー作家が綴るの彫金オーダー制作物語ー 

あなろま浪漫 -堺のジュエリー作家が綴るの彫金オーダー制作物語ー 

堺市在住のジュエリーアーティストYuca Moritaがオーナー。Art studio -anaroma-の彫金制作日記、活動情報、孤高な個人作家の苦悩やあるあるetc…

Yuca Moritaジュエリーアーティストのもりたゆかです。

11月12月は、イベント展示シーズンでして、毎日制作に追われております。ありがたや、ありがたや~。

久しぶりにちょっと不思議体験しています。
数年に1回くらいかな。よいデザインが出ると、制作しながらデザインが話しかけてくれます。
よいデザインって言うか、心が躍るデザインっていうか。
素材相手にペチャクチャ独り言をボケツッコミを入れながら制作しているわけでないですよ。それこそ摩訶不思議体験。

デザインを地板に貼って糸鋸で切り出す段階から、「早く出して出して~。って感じ。
切り抜いてる間も、「ここもっと細く。とかカーブ大きく。うふん」とか。どう修正していけばいいのか、すぐに分かります。
切り出すのが楽しみでなりません。切り抜くごとに、地金に命が吹き込まれていく気がします。

「なんて、おしゃべりな子なんでしょう!?」って思いました。
いつも制作は大体2,3点を同時進行するのですが、どうも順番待ちができないようで、目の片隅でキラっキラっと主張してきます
この子はどうも早く作品になりたくて仕方ないようです。

こうなると、あとは彼女(?)の言うことを聞くだけ。よく耳を澄ませて、目をこらして素材と集中して対話すれば、どこにどう配置すればいいか分かります。こうなると早いですね。


でも、今は先約があるので、「ちょっと待ってね~」と待たせています。ちょっと拗ねてしまったようです。ま、大丈夫。また対話を始めると、彼女からお話してくれます。いい女は焦らしてなんぼですわ~。
ていうか、「何でも思い通りなると思うなよ~、こんにゃろ。」と尻に敷かれた男のように弄ばれておりまする。w
わかったわかった~。先の作品を仕上げて、すぐに美人に仕上げたるがな。

ほんとに切羽詰ってミスが許されないくらい時間に追われているときも、すごい集中力でサクサク進むときがあります。それとはちょっと違う感覚。
素材が話しかけてくることは、まだ数えるほどしか体験したことはありません。アーティストとして素材とピッタリリンクした時だけに起こるような気がします。
多分、行き先も彼女は決めているのでしょう。どなたが彼女の心を射止めるのかしら??

デザフェスが楽しみです

デザフェス42のオリジナル新企画!参加してノベルティもらっちゃおう!!

アトリエのお教室情報キラキラ
http://yuca-morita.com/school/

11月出張ワークショップ
「オシャレな人のための、アンティーク風ブラスペンダント作り」
http://www.diyfactory.jp/osaka/workshop/workshop0198/
■11/29(日) 12:00~15:00 完売しました!
その次は、12/13(日) 12:00~15:00です!受付開始まで待っててね!!

■出展情報
11/21(土),22(日) デザインフェスタ
東京ビッグサイト ブースNo.C-160
紹介ページ
http://www.designfesta.com/exhibitors/introduction/jp/detail.php?id=fez4V3QjuUkwcKQhkYTLBA%3D%3D

■11/30(月)~12/5(土)
4woman's crossroad 12:00-19:00
ギャラリー遊気Q
HP:http://keimi.jp/yukikyu/ 

■12/5(土)~12/13(日)
glass工房gallely ku-
HP:http://glass-art-ku.com/


デザインフェスタ参加します!

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