高山善廣選手の時間無制限一本勝負  吉野 | 俺達のプロレスオフィシャルブログ「ワールドプロレスリング実況アナの俺達のプロレス」Powered by Ameba

高山善廣選手の時間無制限一本勝負  吉野

本日、高山選手の現状を受けて開かれた

 

「TAKAYAMANIA」

 

設立の記者会見を取材してきました。

 

私にとって、高山選手は特別なレスラーの一人です。

 

新人時代、カメラのないところで、本気で殴ってくれました。

 

本気で、プロレスの厳しさを教えてくれました。

 

今の自分があるのは

 

間違いなく、あの時の高山さんの指導があるからだと思います。

 

「お前、プロのアナウンサーなんだろ!!」

 

「プロが緊張して、真っ白になって何も言えなくてどうする!!」

 

「台風中継で、緊張して何も言えませんでしたって通用するのかよ!!」

 

頂いた言葉を噛み締めながら真剣にプロレスに向き合いました。

 

G1の試合後、脳梗塞で倒れたときも、

 

質問していた私の目の前で倒れました。

 

復帰して、

 

再び新日本に上がるとき、

 

インタビューの時間をもらえました。

 

「もう吉野君に教えることなんか何もないよ。」

 

修羅場を乗り越えてきた帝王の柔和な表情と、

 

掛けて頂いた言葉は自分にとって何よりの励みになりました。

 

食生活を一から見直し、

 

お酒を止め、

 

お肉も食べることをやめ、

 

様々なトレーニング方法を試行錯誤する日々とのことでした。

 

脳梗塞という病に、

 

猛然とストイックに立ち向かっていく帝王の姿に心を打たれました。

 

今、その高山さんが時間無制限で闘っています。

 

 

高山さんは絶望を口にしたこともあったそうですが、

 

現在は、

 

「今、できることを頑張っている」とリハビリに取り組んでいます。

 

時間無制限の闘いは始まったばかりです。

 

皆様の支援が必要です。

 

下記銀行口座までお気持ちというエールを振り込んで下さい。

 

銀行振り込み

 

三菱東京UFJ銀行 

(記者会見で配布された用紙には東京三菱UFJ銀行と表記されていますが、

吉野が今日振り込んだ際に、三菱東京UFJ銀行で、大丈夫でしたので訂正させて頂きます)

 

 

代々木上原支店

 

店番号137

 

口座番号:普通預金 0057767

 

口座名義:株式会社高山堂

 

なお、この口座に関して、

通帳は高山選手の奥様がお持ちになられています。

 

 

一人でも多くの方に支援をお願いしたいこともあり、

 

あらためて、事故がおきてからの詳細を取材してきたので、

 

時系列でお伝えします。

 

・5月4日に大阪で試合中の事故で救急搬送

意識はあり、会話もできた

 

・5月6日に専門医がいる、大阪市内の病院に転院

 

・5月8日に手術

 

・手術後、一時、心臓がとまるもその後、容体は安定

 

・手術後、意識はあるが、人工呼吸器をつけているため、

会話はしにくい状況が続く 

 

・首から下の感覚がない状態

 

・8月の中旬になって、自力で呼吸ができるようになり、

人工呼吸器が外せるようになる

 

・大阪から東京の病院へ転院

新幹線で2時間半かけて、医師・看護師帯同の状態で移動

 

現在の状況

 

・医師からは頸髄(ずい)完全損傷で回復の見込みはないと診断

 

・肩のあたりまで、感覚は戻りつつある。

 

・肩を触ると、触られているという感覚はあるとのこと。