襲撃 のがみ
こんばんは。
野上です。
さて、
先日の両国大会を振り返ります。
た
大変なことになりました。
間違いなく、史上最大の襲撃です。
事件です!
ドー ムで二度目のラリアットをしてしまってから、明らかにまた襲撃がエスカレートしています。
そして、襲撃のバリエーションが増えてしまい、今までにも増して、緊張感が半端ではないです。
飯塚戦を喋る前は、必ず緊張でテンションが下がり、嗚咽しそうになります。
毎回です。
そんな中起きた、両国での事件でした。
いつもと違い、一直線に私のもとに向かってきた、飯塚選手。
わき目もふらず、観客席をかきわけ、一直線でした。
放送席からあっとゆう間に連れ出された私は、
場外につれていかれ。
次の瞬間。
プシュー。
一瞬、なにが起きているのかわかりませんでした。
髪の毛をつかまれ、
悪臭のするスプレーを噴射され、
目や口を開けるとまずいな、
と本能的に感じました。
無念すぎますが、
無抵抗でなければ、やばいことになるのではないかと、本能で判断していたわけです。
むちゃくちゃその時間は長く感じました。
一瞬の間が出来た瞬間に、目を閉じたまま、
「やめて下さい!」
と叫びましたが、
完全無視。
無念。
程なくして、
中西選手が救出に来てくださり、
ようやく、
目を開けました。
すると、
自分の身体が、
真っ金金になっていました。
髪がパリパリで、
唇にスプレーペンキが張り付き、
実況もままならない状況。
手錠をされたまま資料も開けず実況したあの時よりも、復帰するまでに時間を要しました。
悲惨で無念で、なんとも言えない気持ちを抱えながらの実況は、
やはり全力の、肩入れ実況になりました。
スマップがんばります!で、
草彅さんに、
基本的には中立の立場で実況しなきゃだめです!と実況のレクチャーをしておきながら、
やはり、私は、あの状況では、さすがに中立になんてなれないのが正直な本音です。
プロレス実況は戦いです。
全力の戦いです。
中途半端な気持ちでは、放送席に座ることさえ出来ません。
また草彅さんの話で恐縮ですが、
奇しくも、草彅さんが、私の実況を見た後に、
「野上さんも戦ってたよ!実況のレスラーになってたよ!スイッチが入って、顔が変わったもん!」
と言ってくださいました。
これほど言われて嬉しいお言葉はありません。
もし本当にそうなのだとすれば、まさに、飯塚戦を実況する中で、身に付いた表情なのではないかと感じています。
永田選手と出会い、
「お前は実況で戦え!」
と言われたこと。
また、中西選手と出会い、
「お前はお前のできることを最後までやれ!」
と言われたこと。
これらの出会いと言葉が、
私の実況を後押ししてくださっていることは、言う間でもありません。
両国の、
白熱した試合の結末と、
襲撃の一部始終は、
明日放送の、ワールドプロレスリングで、放送されます!!
私のあられもないがしかし、気持ちをこめた実況を、是非ご覧ください。
次の実況試合に備えるため、控室に駆け足で戻る私を、たまたま通りかかった私の後輩スタッフが激写していました。
野上さん、怒りの表情で一枚だけ撮らせてください!
その後輩から懇願され。。。。
金箔スプレーがほとんど落ちないし、
引っ張られた髪が固まってパリパリで抜けるし、
確かに、今、相当怒ってるよ!!
な、
一枚が、こちら。
全くジャスティスじゃない、
悪のがみ。
でした。
とゆう
顔と
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