欺き【野上】
どうも。
お粥が友達、野上です。
しかしようやく、お粥ではないものを口に出来るようになり、食事のレパートリーも増え始め、本来の腸に戻っていくのを感じています。
まず始めに、皆さんにお伝えしたいのは、感謝の気持ちに他なりません。あんなにもたくさんもの温かいコメントを頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。一言一言を噛みしめて、前を向いてもう一度頑張って取り組みます。書ききれない想いを胸いっぱいに込めて、皆さん本当にありがとうございました。
座右の銘が、
「健康第一」
に変わりました。
さて、私にとっては、プロレス仕事始め。
プロレス大賞の司会を務めることになり、4日の分まで取り返さなければという思いで、実況する以上に何故かがっちがちに緊張してました。
ただし、私にとっては朗報もありました。
昨日、進行の打ち合わせがあったのですが、
「飯塚選手は、来ないらしい。やはり表彰式にやすやすと行くような事はできないみたいだ。何度もオファーしたけど駄目だった。」と、主催する東スポ側から聞かされました。
ワールドプロレスリング解説者も務める、東スポ柴田さんも、「野上さん復帰したばかりだし、今回は飯塚が来なくて本当に良かったね!安心して進行しちゃって下さい!」と言われ。
正直、どうなることかと気が気じゃない部分もありましたので、「来ない」という事実に安心して今朝を迎えました。
私は、普段の実況で着るシャツよりも、やはり上質なものを選びました。当然です。「来ない」んですから。スーツに至っては、一番のお気に入りスーツ。いわゆる「勝負スーツ」を着て出社しました。だって「来ない」んですから。
で、昼の番組を終え、会場に向かいました。
現場で、スカパーのスタッフの方も交え、進行台本を確認しながら打ち合わせしました。
その台本にも、
「飯塚選手はドタキャン。私にとっては不幸中の幸いです。」
なんてゆう、もっともなコメントが記されていました。
「来る」なんて、1㎜も、本当に頭の片隅にもよぎりませんでした。。
自分が、あほなんでしょうか?
そうなのかもしれません。
そうして、いよいよ式が始まりました。
(中略)
結果、
ベストバウトの受賞者を発表した後、
矢野選手が入場。
そしてその後、飯塚選手欠席をどんな風に伝えるか考えながら顔を上げました。
すると、
飯塚高史がいました。
壇上に。
衝撃。
「え?え?えぇ??」
飯塚選手について覚えていることは、全身黒づくめで、表彰式用の正装とは程遠いTシャツ姿だったということ。
衆人環視の中、気付けば壇上に倒されてる自分。
破かれる結構高めのシャツ。スーツのジャケットまでやばい状況に。びりびりびりびり、音が聞こえて、いつもの中継の時のように、胸はひりひりひりひり。
そしてここでも私は「持ってない」ぶりを発揮してしまいます。
昨日の朝、今季一番の冷え込みとあって、病欠復帰直後ということも鑑み、また風邪でもひいたらえらいこっちゃ!と、
「今日はシャツの下に、青義軍Tシャツではなく、ヒートテックを着ていこう」と決めたわけです。
しかし「シャツを脱がされることも、脱ぐこともない」と確信した故の選択が、アダとなりました。
結果的に、シャツは破かれましたが、ヒートテックが、ジャケットの下に残ってしまったのです。
青義軍Tシャツを披露し想いを示すことも出来ず、裸になってインパクトを残すことも出来ず。
結果、肌着。
で、ことの経緯を説明する間もなく、映像が切り替わり、最優秀タッグ賞の発表にうつらざるを得ませんでした。
ここからの私の進行は、はっきり言って最悪でした。
動揺なのか、なにかフワフワしたまま終わってしまい。
完全に敗北です。
なかなか上手くはいきません。空回ります。また不甲斐なさを噛みしめる結果になりました。
心も服も、被害は甚大だったわけですが、ただ、ようやくスタートラインに立てたような気がします。
最後に、もう一度。
私は、関係スタッフ全員から、今日は飯塚選手は来ないと聞かされていたわけで。
最大の疑問は、
東スポさんやスカパーさん含む関係者全員が私を欺いたのか?
それとも、
飯塚選手が東スポさんやスカパーさん含む関係者すべてを欺き、私を襲撃したのか?
どちらなのか?
その謎は解けぬままです。
ひとつ、言えることは、
今年の10日あまりで既に学んだことがあります。
ウイルス性腸炎と飯塚高史は、いつなんどきでも襲ってくる!気をつけなければならない!
ということです。
押忍。
失礼します。
お粥が友達、野上です。
しかしようやく、お粥ではないものを口に出来るようになり、食事のレパートリーも増え始め、本来の腸に戻っていくのを感じています。
まず始めに、皆さんにお伝えしたいのは、感謝の気持ちに他なりません。あんなにもたくさんもの温かいコメントを頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。一言一言を噛みしめて、前を向いてもう一度頑張って取り組みます。書ききれない想いを胸いっぱいに込めて、皆さん本当にありがとうございました。
座右の銘が、
「健康第一」
に変わりました。
さて、私にとっては、プロレス仕事始め。
プロレス大賞の司会を務めることになり、4日の分まで取り返さなければという思いで、実況する以上に何故かがっちがちに緊張してました。
ただし、私にとっては朗報もありました。
昨日、進行の打ち合わせがあったのですが、
「飯塚選手は、来ないらしい。やはり表彰式にやすやすと行くような事はできないみたいだ。何度もオファーしたけど駄目だった。」と、主催する東スポ側から聞かされました。
ワールドプロレスリング解説者も務める、東スポ柴田さんも、「野上さん復帰したばかりだし、今回は飯塚が来なくて本当に良かったね!安心して進行しちゃって下さい!」と言われ。
正直、どうなることかと気が気じゃない部分もありましたので、「来ない」という事実に安心して今朝を迎えました。
私は、普段の実況で着るシャツよりも、やはり上質なものを選びました。当然です。「来ない」んですから。スーツに至っては、一番のお気に入りスーツ。いわゆる「勝負スーツ」を着て出社しました。だって「来ない」んですから。
で、昼の番組を終え、会場に向かいました。
現場で、スカパーのスタッフの方も交え、進行台本を確認しながら打ち合わせしました。
その台本にも、
「飯塚選手はドタキャン。私にとっては不幸中の幸いです。」
なんてゆう、もっともなコメントが記されていました。
「来る」なんて、1㎜も、本当に頭の片隅にもよぎりませんでした。。
自分が、あほなんでしょうか?
そうなのかもしれません。
そうして、いよいよ式が始まりました。
(中略)
結果、
ベストバウトの受賞者を発表した後、
矢野選手が入場。
そしてその後、飯塚選手欠席をどんな風に伝えるか考えながら顔を上げました。
すると、
飯塚高史がいました。
壇上に。
衝撃。
「え?え?えぇ??」
飯塚選手について覚えていることは、全身黒づくめで、表彰式用の正装とは程遠いTシャツ姿だったということ。
衆人環視の中、気付けば壇上に倒されてる自分。
破かれる結構高めのシャツ。スーツのジャケットまでやばい状況に。びりびりびりびり、音が聞こえて、いつもの中継の時のように、胸はひりひりひりひり。
そしてここでも私は「持ってない」ぶりを発揮してしまいます。
昨日の朝、今季一番の冷え込みとあって、病欠復帰直後ということも鑑み、また風邪でもひいたらえらいこっちゃ!と、
「今日はシャツの下に、青義軍Tシャツではなく、ヒートテックを着ていこう」と決めたわけです。
しかし「シャツを脱がされることも、脱ぐこともない」と確信した故の選択が、アダとなりました。
結果的に、シャツは破かれましたが、ヒートテックが、ジャケットの下に残ってしまったのです。
青義軍Tシャツを披露し想いを示すことも出来ず、裸になってインパクトを残すことも出来ず。
結果、肌着。
で、ことの経緯を説明する間もなく、映像が切り替わり、最優秀タッグ賞の発表にうつらざるを得ませんでした。
ここからの私の進行は、はっきり言って最悪でした。
動揺なのか、なにかフワフワしたまま終わってしまい。
完全に敗北です。
なかなか上手くはいきません。空回ります。また不甲斐なさを噛みしめる結果になりました。
心も服も、被害は甚大だったわけですが、ただ、ようやくスタートラインに立てたような気がします。
最後に、もう一度。
私は、関係スタッフ全員から、今日は飯塚選手は来ないと聞かされていたわけで。
最大の疑問は、
東スポさんやスカパーさん含む関係者全員が私を欺いたのか?
それとも、
飯塚選手が東スポさんやスカパーさん含む関係者すべてを欺き、私を襲撃したのか?
どちらなのか?
その謎は解けぬままです。
ひとつ、言えることは、
今年の10日あまりで既に学んだことがあります。
ウイルス性腸炎と飯塚高史は、いつなんどきでも襲ってくる!気をつけなければならない!
ということです。
押忍。
失礼します。