両国インタビュー【野上】 | 俺達のプロレスオフィシャルブログ「ワールドプロレスリング実況アナの俺達のプロレス」Powered by Ameba

両国インタビュー【野上】

週末は女子ゴルフの中継で、東急セブンハンドレッドクラブにいました。

昨日の中継は実況を。
今日の中継はラウンドリポートを。

てことで、秋晴れの陽射しをがっつり浴びて、季節はずれの日焼けをしました野上です。



さて、


「書く」と言ってずっとアップ出来ずにいました、両国での、インタビューの件について。(覚えてくださってる方がどれだけいるかわかりませんが…)


高山選手からも、

野上のインタビュー×と、このブログに書き込みがあったように(汗)、両国での、大変失礼なインタビューの一部始終を記します。


以下、状況説明。


両国。

鈴木真壁戦で、鈴木選手と共に入場し、場外鉄柵の外側に陣取り椅子に座って観戦していた高山選手。

試合は、惜しくも真壁選手が敗れる。

私は控え室前で、インタビューを行う為に、鈴木選手を待つ。そこには小さなモニターがあり、リング上の様子を捉えている。

鈴木選手がゆっくりと引きあげて来るとき、なんと高山選手がおもむろにリングに上り、真壁選手に近付く。何か声をかけている。映像ではなんと言っているかはわからない。さらに手を差し伸べ、深いダメージにより倒れている真壁選手を引き起こす。何か会話しているようにも見えた。まさかの結託か!?

と、次の瞬間、「おらぁ」という鈴木選手の大きな声が聞こえた。やってきた!こちらにやってきた!

我々メディア関係者の緊張感が一気に高まる。同時に、モニターからは必然的に目をきることになる。

「きた!くる!」


集中しなければ…。

そして、目の前に、鈴木選手が現れる。高山選手の動向は気になるが、見ることは出来ない。人垣の後ろにモニターがあり、そして、私は最前列で鈴木選手と正面から向き合い、インタビューをしなければならない故。


鈴木選手から、

「なんだ。今どんな気持ちだ?どう思ってる?」と聞かれたので、


悔しいと私は答えた。


本当に、悔しかったから。


そして今回も、迫力満点のしゃべりに完全におしきられる。


で、程なくして、高山選手がやってきた。


鈴木選手サイドに。


いろんなことがよぎった。


真壁選手とのあの光景。
でもこちら側に来ている。
どう捉えたらいいんだ?

鈴木選手は笑っている。

どういうことなんだ?





結論から言うと、

私がモニターから目を離さざるを得ない状況になった直後、つまり高山選手が真壁選手を、引き起こした直後、高山選手は真壁選手に対して制裁を加えていた。ジャーマンを放ち、膝もたたきこんだらしい。

反省会で、その話を聞いた。


そんなことがあったとは微塵も知らない私は、高山選手にこう聞いた。


「同じコーナーにいながら、試合後、真壁選手に手を差し伸べ何か声をかけていたように見えましたが、なんと声をかけていたんですか?」


次の瞬間、


高山選手の隣にいた鈴木選手に、

「くだらねぇこと聞いてんじゃねぇ」と胸元を叩かれ、鈴木選手は控え室へ。

残った高山選手からは、

「くだらない質問には答える必要がない」とマイクを強奪され、私はインタビューする術を失った。






実はこの場面、インタビュースペースには、私以外にもうひとり番組スタッフがいました。そしてそのスタッフは、モニターで映像を見ていて、その状況を私に伝えなければと思ったらしいのです。でも人垣で野上にはなかなか近付けないし、鈴木選手と野上は向き合ってるし、ということで、野上に伝えるのは不可能だと判断するに至ったということで…。反省会では、そのスタッフと次にこうしたケースが起きた場合、どういう対処方法が考えられるか対策を練りました。



私の理解不足による発言。聞き方含め、反省点を次に必ずいかしたいと思っています。

高山選手、大変申し訳ありませんでした。


それと、吉野アナが私に送ったという高山選手への念力についてですが、もう少し強めの念力を送って下さいとお願いしようかと思います。次からは、念力が強過ぎて、いてもたってもいられなくなって、野上に電話かけちまったよ、っていうくらいの念力にして頂けるとこの上ない幸せですとお伝えしようかと思います。



押忍。