砂上の楼閣で   吉野真治 | 俺達のプロレスオフィシャルブログ「ワールドプロレスリング実況アナの俺達のプロレス」Powered by Ameba

砂上の楼閣で   吉野真治

今回はシリーズ考の第2弾です。


少々長い話になりますが、


最後までおつきあいください。



今年の14日、



闘い始めの東京ドームの激闘を見届け、



私は次の日からサッカーアジア杯中継のため、



カタールへと出発しました。



そこで、待っていたのは衝撃的な光景でした。



サッカー中継の合間に、


我々は宿泊しているホテルに併設されている


スポーツバーに行きました。


そこでは、


現地で開催されている


アジア杯の模様が流されていました。


それは規定路線です。


我々もアジア杯を観ようと、


スポーツバーへと出かけたからです。


但し、3台あった巨大スクリーンのうち、



2台はアジア杯が放映されていましたが、


うち1台は、なんと、


アメリカのプロレス団体、



WWEの試合が流されていました。

アラブの伝統的な民族衣装である


スーク(白装束)に身を包んだ、


カタール人が、WWEを熱心に見ている光景は、


かなり衝撃的でした。

「カタールの人もプロレスを見るんだ・・・。」

どうやら、


「プロレス」というコンテンツは、


我々の想像以上にグローバルな


コンテンツへと変身を遂げているようです。

新日本プロレスは



5月に史上初NY大会を実施しました。



いよいよ、


メイドインジャパンのプロレスが、


世界へと進出したわけです。



過去、新日本プロレス全盛期には、


何度も実施されてきた海外進出ですが、


プロレスが試練の時を迎えてからは、


実に画期的な「海外進出」となりました。



国内のプロレス熱が冷えていく中、


新日本プロレスは業界の盟主としての


プライドをかなぐり捨て、


ありとあらゆる改革を断行してきました。


そして、いつしか、


国内のプロレスに熱が戻り、


新日本プロレスは息を吹き返しました。


2002年入社の私は、


新日本の苦しみをマジかで見てきただけに、


今回の「NY大会」の成功は、


本当に感慨深いものがあります。





砂上の楼閣で、


私は夢をみました。


その夢は、


2022年カタールW杯のときに、


カタールのスポーツバーで、


新日本プロレスが放映されていること。」