大阪大会で、怒られた、裏話。【野上】 | 俺達のプロレスオフィシャルブログ「ワールドプロレスリング実況アナの俺達のプロレス」Powered by Ameba

大阪大会で、怒られた、裏話。【野上】

どうも。
 
野上です。
 
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今夜は、大阪大会実況反省会裏話をひとつ。
 
 
飯塚戦を実況した時に、裸にさせられてしまった自分に永田選手が、青義軍の、永田タオルを渡してくれました。私はそれを握りしめながら実況しました。
 
 
事件が起きたのは試合終了直後!!青義軍・平澤選手(プエルトリコに行ってヒデオサイトーとなった)が、恩師でもある永田選手をリング上で襲い、締め落としてしまったのです。
 
 
 
衝撃を隠せなかった実況席。
 
 
驚きのあまり、控え室前に私は駆けつけ、永田選手にマイクを向けました。信じられない表情の永田選手は、言葉を振り絞るように、
「悪夢であってくれ!」
 
と語りました。
 
 
そしてその去り際…。
 
 
言葉少ない永田選手の背中に向かって、私は、試合後、色々なことがあったけど、でも、ちゃんとお礼を言わなきゃ!と思って…
 
 
「Tシャツ有り難うございました!」
 
 
と、言葉を投げました。
 
 
永田選手は、ショックのあまりでしょうか、振り向くことはなく控え室へ消えていきました。
 
 
そんな話を反省会でした所、エースディレクターに、
 
「もう一言足りない!」
 
 
と言われました。
 
 
「お前が苦しい時に、永田選手が必死に助けてくれたんだから、永田選手が苦しい時に、今度はお前が助けるくらいの気持ちで喋らないと!」
 
 
例えば、お礼の後に、
 
 
「青義軍はまだ死んでないですよね?」
 
 
とか、
 
 
「青義軍は偽りじゃないですよね?」
 
 
とか。
 
 
いわば、永田選手の気持ちを奮い立たせるような一言をお前が投げかけることによって、より信頼関係が生まれていくんだろうよ!!
 
 
 
と、アドバイス頂きました。。
 
 
あの夜、そのディレクターの言葉を聞き、もっと、素直に自分の気持ちを言葉にすればよかった…。と、後悔でいっぱいです。
 
 
 
色々な言葉が考えられますよね。
 
 
皆さんなら、その場面で、なんと声をかけるのが正解だと思いますか???あせる
 
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永田選手から頂いたタオル。
 
 
宝物です。