先日子供たちと保育園の帰り。


保育園を出てすぐのところに大きな水たまりが

 

できていて、大はしゃぎで走っていった。

 

保育園の前というのは車は入ってこないかなり広めの私道で

 

他にも同様に保育園帰りの子供が水たまりで遊んでいる様子であった。

 

我が家の子供たちも水たまり周辺で遊んでおりしばらく様子を見ていた。

 

すると自転車に乗った中年女性が、

 

「あぶないよ!」と言いながらスピードを落とさずこちらに向かってきた。

 

子供たちに声をかけて道を開けさせようとすると次男が

 

「わーアブナイ」と楽しそうに端に避けた。

 

するとその女性、次男に向かって

 

「おめーがだよ!!」と怒鳴ってきたのだ。

 

次男は何が起きたのか分かっておらずきょとんとした様子。

 

私は女性のその言動につい頭に来てしまい、

 

「何?今おめーがだよって言った?」とつい女性に向かって投げかけたが

 

聞こえなかったのか無視したのかはわからないが返事はなくそのまま自転車で去っていった。

 

子供に向かってそのような言葉を吐く行動に怒りが収まらないまま

 

帰宅し夫にその話をすると、

 

「気持ちは分かるが近隣の人間から下手に恨みを買ってしまうと

 

後々面倒くさいことになるかもしれないし

 

まして保育園の前なら保育園に苦情が入ってしまったり迷惑をかけてしまうかもしれないから

 

そういう人は相手にしない方がいい」と

 

超ド正論を返されてしまいぐうの音も出ず。

 

本当にその通りで確かに冷静さに欠けていた。

 

私の忍耐不足でそこで逆上されて子供を危険にさらす可能性もあるわけだった。

 

多くの人が子供に対しては優しく寛大であるが

 

全ての人がそうであると考えてはいけない。

 

どこかで”保育園の前のような子供が多くいる場所に自転車で突っ込んでくるような人はいない”と

 

思い込んでいたのだ。

 

しかしそれは向こうにとっても同じなのだ。

 

「ここは子供を遊ばせる場所ではない」というお考えがあった。実際にそうなのだから。

 

それでも私がもしかしたらふてぶてしい態度でしっかりその女性に謝罪をできていなかったかもしれない。

 

しっかりその時点で道を塞いでしまったことについて謝罪をしていたら

 

その女性もそのような言葉は出なかったかもしれない。

 

私もいわゆる「子連れ様」の思考になってしまってた部分があるのかもしれない。

 

 

普段子供を連れていると、色々な人が気遣ってくれる。

 

でもその気遣いを当然と思ってはいけない。

 

ひとつひとつ感謝しなくてはいけない。

 

その中でも危険が潜んでいることもあるから、

 

気を緩まず子供を守れるのは親だという自覚も持たないといけないんだと思う。