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JR東日本がSuica(スイカ)が使える駅を含む「東京近郊区間」を拡大し続けている。四月に篠ノ井線など を編入し東京駅から約二百三十五キロの松本駅(長野県松本市)でスイカの利用が可能に。十月には吾妻(あがつま)線も組み入れ、東京駅から約百七十キロの 草津温泉の玄関口、長野原草津口駅(群馬県長野原町)など三駅でも使えるようにする。だがこれらの路線にはスイカが使える駅、使えない駅が混在。夏から秋 の旅行では注意が必要だ。 

 JR東は四月から新潟、仙台の近郊区間も含め新たに十二線区三十三駅でスイカなどICカードを使えるようにした。

 JR東がスイカが使える駅を増やすのは主に都心から郊外へ向かう乗客の利便性向上のためだ。だが、これに伴い一円単位のスイカと十円単位の切符で 運賃が違う二重運賃区間も拡大。新たに東京近郊区間になった路線でもスイカが使えない駅がある。例えば松本駅の一つ東京寄りの南松本駅は利用不可。スイカ で乗車しここで降りる際は現金精算し、後でスイカが使える別の駅で駅員に入場履歴を消してもらう必要がある。

 JRの百キロ超の長距離切符は原則 、有効期間が二日以上で途中下車できる。だが近郊区間の乗車券は当日限り有効で途中下車できない。「地元の利用者 が少ない」(JR東)ため、新たにスイカが使えるようになった駅ではスイカの販売はしていない。