「どうしたらいいんだろう」
落ち込むおーちゃんにとりあえず飲もうと勧めて
とにかく寝かせてしまおうと思った

案の定酔いが早く回ったおーちゃんは
ソファでうんうん唸りながらも眠っている

毛布をかけてあげて
加湿器と暖房をセットして
風呂に入った

寝室に戻ると
着信履歴
ニノからだ
リダイヤルを押すとすぐに繋がった

『こんばんは』

「うん」

『ご迷惑をおかけしまして…』

「え?」

『大野さん…』

「あぁ、連絡してたんだね。
面白いものが見れたよー。
ニノは大丈夫なの?
スタッフさんとかに何か言われた?」

『…仲良しですねぇって 
どう思う?』

あれあれ、なんか怒ってるのとちょっと違うのかな??

「仲良しなんですーって言っとけば?」

ううぅぅ…
受話器からも唸り声が聞こえた
『そうなんですけどね〜。だけど、俺の仕事なんですよ。俺個人の。
それを付き合ってる人が口を出すっていうのは、どうかと思うんですよー。』

と、もごもご言ってる
「おーちゃんはニノに何か言ってきてたの?だって、確かにあれは可愛すぎない??おーちゃんじゃなくても心配だょ。」

またも唸って
電話切れちゃったかな?って画面を確認するけど、


まだ通話中。。。