晩秋の湯布院です

11月ももう終わり・・・今年もあと1月だなんて

月日ばかり早く過ぎるなあ

その湯布院で中学卒業以来うん十年ぶりに同級生に会い

自分たちもかなり年を重ねてきたことをしみじみ感じた

 

いろんな出逢いを重ねて今があることに感謝です

 

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「DAYS JAPAN」という

フォトジャーナリズム月刊誌があります

 

目を背けたくなる世界の現実を貴重な写真で伝えてくれる

シビアな真実のジャーナリズム誌です

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その編集長をしていた広河隆一さんのフォトジャーナリストとしての生き様を伝える「人間の戦場」という映画を観ました

シネマ5で4月頃初めて観たのですが・・・「DAYS JAPAN」の広河さんだ。これは観たい!!と観たのですが・・・・はあーー、凄い人だあ!!言葉がない。

 

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なんとその広河さんが大分で講演をしてくださいました

まさか広河さんご本人にお会いできるなんて

直接お話が聞けるなんて

 

パレスチナの話、チェルノブイリの話、福島の話、

活動は取材だけにとどまらず、「パレスチナの子どもの里親運動」「チェルノブイリ子ども基金」、311後には福島の子どもたちの保養施設「沖縄・球美の里」の設立なども・・・

 

広河さんの 深い人間愛に 心うたれるというか うちのめされる
 

寡黙な方が 語られる 真実のことば 想いはずっしり重い


講演会後の交流会にも参加させてもらいました。

広河さんご自身はひどくお疲れの様子で 言葉を発するのもしんどそうでした

長年にわたり身体を酷使してこられていることでしょう

どれほどの悲劇を目にされ 胸を痛めてこられてきたことか

福島の現実に 声を震わせてもおられました

 

参加者の中に若い青年たちが何人もいて

その若者たちが真剣に これからの世の中のことを考えていこうという姿に救いを感じました

 

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今回の講演会は広河さんの方からの希望により開催されたと聞いてびっくり

今伝えておかなければという 強い想いにただならぬものを感じます

時代のやばさ と ご自身の体力面の 両方・・・

 

再稼働している伊方原発の近くに暮らす私たちへは

ヨウ素剤準備してますか?とリアルな問いかけ

どっきっ!!

自分の危機管理意識の薄さを実感

 

意味のない避難訓練などより

住民にヨウ素剤を配布することが自治体の責任ではと思うよね

 

万が一の自己防衛として 持っておかねば!!

 

ほんとになんという時代に生きていることか

 

本日59才を迎えた自分の手をなぜかじっと見る

この先どんなことがあるのやら?


まあ、元気で誕生日を迎えることができたことに感謝です

 

誕生日は生んでくれた母に感謝する日だなと思います

 

ありがとう!!と素直にいえないので・・心の中で思うだけですが

 

せめて母にもう少し優しくならんとなあ~ 

 

 

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