先日こんなお誘いを目にして・・・・

「大分の皆さん!九州の皆さん!ご注目ください。

アリス・ウォータースの提唱する『デリシャス・レボリューション―美味しい革命』が、大規模農業とファストフードの国、アメリカの食をどのように変えて来たのか、その功績を、フード・ジャーナリストやアナリスト、シェフ、ファーマーたちがさまざまな視点から語り、またアリス自身が自らの言葉で語る「デリシャス・レボリューションとは何か」が、とても興味深く、美しい映像とともに心に響いてくる貴重なドキュメンタリーフィルム『アリス・ウォータースと彼女のデリシャス・レボリューション』、上映が大分別府で行われます。

地元でオーガニックマーケットを運営するおおいたオーガニックマーケットの後藤亜紀子さんのトークやマルシェなど、上映以外にも盛り沢山の内容です。どうぞご参加くださいませ。」

はい 引き寄せられるように行ってまいりました

場所は別府鉄輪 柳屋でございます♪




主催は東京と福岡でレストランを経営されている塚本サイコさん
ピアニストでもあり 素敵なピアノ演奏のプレゼント♪  

<紹介文より>・・・「現在は東京渋谷と九州福岡に種から自然の野菜を取り入れた オーガニックレストラン「デイライトキッチン」を展開し営業中。 個人の活動としては、菜園学習研究者でエディブル・スクールヤード 「食育菜園」訳者である堀口博子とともに、 アリス・ウォータースに学ぶ会を共同発起。「すべての子供たちに 学校菜園を」を掲げ、東京を中心にイベントや上映会を主催している。」


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掘り炬燵と囲炉裏の空間にて

大分のオーガニックマーケットでお馴染みの
青井農園
ほうのき畑
ぶらぼうふぁーむ
などの農産物のミニマルシェもあり


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さて、柳屋のレストラン会場にて上映会
(・・・サリーガーデンのシフォンケーキを頂きながら)

『アリス・ウォータースと彼女のデリシャス・レボリューション』(米PBS制作/2003年/54分)

アリスが提唱する”食事を大切にして、人生を豊かに暮らす”という考え方は多くのアメリカ人の食習慣や食べ物に対する考えを変えただけでなく、世界に広がり、「おいしい革命」と呼ばれている。

アリスの9か条
1、 地元で持続可能的に環境に配慮してつくられたものを食べましょう
2、 旬のものを食べましょう
3、 ファーマーズ・マーケットで買い物をしましょう
4、 庭に食べられるものを植えましょう
5、 ものを大事にし、コンポスト(堆肥)をつくり、そしてリサイクルに努めましょう
6、 料理はシンプルに、五感をすべて使って
7、 みんなで一緒に料理をしましょう
8、 みんなで一緒に食べましょう
9、 食べものは尊いということを忘れずに

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サイコさんとオーガニックマーケットの後藤さんとのトーク

サイコさんは大分でのオーガニックマーケットの活動を
とても応援されているとのこと

後藤さんに期待し応援している私も大きく頷きながら

オーガニックマーケットの繋がりがさらに広がっていくことの
嬉しさを感じていました

サイコさんは日本で「アリス・ウォータースに学ぶ会」や
「エディブル・スクールヤード・ジャパン」を立ち上げ
東京多摩多摩市立愛和小学校での食農教育活動もサポートされているそうです


☆来年1月末には別府で九州の有機農業の祭典が開かれるとのこと
テーマは「子どもの食を考える」
~つなごう つくる たべる とどける そして 未来へ~

2日にわたる大きな集会のようです


☆12月の下郷映画祭とオーガニックマーケットのコラボ企画も心待ちにしているところ

この流れいいですね


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アリス・ウォータース
1944年、ニュージャージー州生まれ。カリフォルニア州バークレー校でフランス文学を学び、1967年卒業。その後、ロンドンのモンテッソーリ・スクールで学んだ経歴を持つ。家族には1983年に生まれた一人娘、ファニーがいる。彼女が1971年にオープンした『シェ・パニース』は、日替わりのコースメニューが1種類だけというレストランで、このスタイルはウォータースの信条である。「その時期に一番旬の、美味しいオーガニック食材を提供する」という考え方を反映している。この40年間に彼女が築き上げた、献身的に持続可能な食材をつくっている農家や牧畜家たちとのネットワークがm『シェ・パニース』に確実に、素晴らしい食材を安定して供給している。
『シェ・パニース』が25周年を迎えた1996年には、『シェ・パニース財団』設立。バークレー市にある『マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・ミドル・スクール』で始まった「エディブル・スクールヤード」という食農教育活動のサポートを行っている。

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ピアニストのウォンウィンツァンさんがアリスについてステキなつぶやきを、、

「 最近NHKの「アリスのおいしい革命」で日本でも有名になったアリス・ウォータースさんは、実は反原発運動や反戦運動など、社会運動家としてアメリカでは有名な方なんだよな~」

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・・・今朝出逢ったこの言葉も深いです

『 昭和の農聖・松田喜一の格言 百姓の五段階
  《生活のための百姓が二十姓
   芸術化のための百姓が四十姓
   詩的情操化の百姓が六十姓
   哲学化のための百姓が八十姓
   宗教化のための百姓が百姓》


 (63頁)百姓というとはね、みんな最初は食うことばっかり、生活のための百姓、二十姓しかなか。それで芸術、百姓の技術を楽しむごとなりゃあ四十姓になり、そうなってくると四季とか自然のおもむきとか詩的情操がわかる。農業のおかげで、この地球上は立派な楽園になっとるじゃないかと。それが六十姓。
 詩的情操がわかるごとなると、土の哲学がわかる。真理がわかる。八十姓。真理がわかると今度は宗教。宗教ってなると何か拝むことって、そうじゃなか。感謝報恩の生活を送ること、それが最高の百姓じゃという。
 で、自然とそげんなっていきよると。しまいにゃこの世に感謝。感謝だけではいかん、報恩してあの世に逝かないかん。自分が立派な人間になるだけじゃあいかん、この世にお返しして逝かにゃいかんという。それが本当の百姓じゃと。それを<宗教化の百姓>ていう。感謝報恩してこの世を去りきるごとなりゃあ、それがいちばん。 【松尾靖子さんの父、家宇治(いえうじ)守さんの言葉】』
  松尾靖子著「ようこそ、ほのぼの農園へ」(福岡糸島)より