朝夕は涼しくなり すっかり秋になりました
今朝は朝焼けの空におはようー

まずは 自家採取の薬草を煮出すことから一日がスタートします

どくだみ・琵琶・スギナ・ヨモギ・レモンバーム・ローズマリー
ホーリーバジル・スペアミントなど

この湯気を大きく吸い込み 芳香浴するのが
一つの楽しみでもあり 
喉や鼻の奥までハーブの力をもらって
穏やかな今日に感謝!!

1410513020952.jpg


明日は月一回のオーガニックマーケットの日
これも楽しみです

大分の心ある生産者の方々や魅力的な出店が並びます

その生産者の方の紹介の一つを転載します

明日はこの梨に会いにいこう!!
岩田さんのライスバーガーも食べてみたいなあー
人気のものはなかなかありつけないけどね


====おおいたOrganicMarketさんより===

第22回おおいたOrganicMarketは今週土曜日!

9月13日(土)9:00~13:00

秋の実りの果樹特集

庄内「地休地足」平野武士さん 自然栽培の梨

「田圃や畑にいる生き物と共生して生きていきたい。すべての生き物がなんらかの役割を担っています。」
「私が子どもの頃は田圃や水路にいくらでもメダカもドジョウもいた。今は一切姿を消してしまった。死の世界です。」
平野さんの田圃も見せていただきましたが、土がとても柔らかくとろとろです。
「イモリ、ヤゴ、殿様カエル、牛カエル、ホウネンエビ、タニシ・・
。生き物が多いので虫も草も食べてくれます。」
「草も生えなくなるところがあるけど、草と戦ってお米を実らせた田圃のお米は美味しい気がする。」

平野さんは一切の農薬・化学肥料・除草剤も使用せず、有機肥料も使用せずに梨と田圃を作られています。
最初その話を聞いた時、信じられませんでした。
果樹は絶対に無理!といろんな人から聞いていたからです。
梨の場合は農薬を平均25回は使用しないと出荷できるような「立派な」ものはできないとも聞きました。

でも実際、目の前にそんな梨と作っている方が表れてとても感動しました。梨園に伺うと地面はふかふかで絨毯のようでした。草を刈ったものを敷き詰めるそうです。
そして梨の枝を支える棚の上には一面の蜘蛛の巣!こんなイキイキちた堂々とした蜘蛛は見たことがない・・・。蜘蛛が蛾をとらえてくれるので梨の木に卵を産み付けずに虫の発生を防げるそうです。
自然栽培の果実は腐敗しないと聞いていましたが、梨は即座に「酢」になるそうで、黒く変色した梨を食べてみると本当に酸っぱい。梅干しような酸味がありました。カラスも執拗に平野さんの梨をテグスの網を潜り抜けてくるそうです。

平野さんの梨は「木の実」のような少しナッツのような甘さです。
「一緒に生きていく。」
平野さんのまなざしがとても優しい、出会ったら、きっとそんな印象をもたれる方が多いと思います。

1410513008578.jpg